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用語集

《もくじ》

☆異能力とは?

 ※関連項目:黄金の林檎

☆英雄とは?

 ※関連項目:星将

☆怪物とは?

 ※関連項目:異形

☆魂とは?

 ※関連項目:魂の光学迷彩





☆異能力とは?

 いわゆる超能力。魂にそのエネルギーの源があるといわれる。神々もこのような能力をもつが、それは『権能』とよばれ、異能力とは区別される。

 生まれつき持っている場合が大多数だが、強い情動によって後天的に発現することもある。また、「黄金の林檎」とよばれる特殊な果実により発現させることもできる。

「魂の力を世界に影響させる」というその性質状、通常の生物より世界に魂が触れる表面積が大きい、怪物に保有者が多い。怪物はほぼ全てが異能力保持者であり、そうでなくてもその素質を有している。

 また、名前をつけることで制御がしやすくなるのが確認されている。名前によってその力のイメージが保有者の中で確立され、異能力の存在を明確に認識するようになるためだと考えられる。

 まれに複数保持者が存在する。

※黄金の林檎

 魂の力を向上させる果実。凡人が食べると異能力が発現する。

 神々は魂の力が強すぎるので食べても強壮剤くらいにしかならないが、最上の食べ物として好まれている。


英雄(えいゆう)とは?

 ある一定の業績を人界で成したと神々に認められた人物。非常時のため、冥界にとどめられていることが多い(北欧神話のアインヘリアルなどが代表的)。現在はテュポン捜索のため、古代ギリシャの英雄たちはほぼ全員が人界に転生している。また、その大多数が「黄金の林檎」によって異能力を得ている(英雄は異能力を『異能力』とは呼称せず、『英能(えいのう)』と呼ぶ)。

 神々により怪物を視認する能力を与えられているが、先天的に認識できる者も多い。

(デ・ヒロズ・)(コンステライツィオ)

 星座の英雄。自らを形作る恒星をその魂に宿し、絶大な力を誇る。

 テュポン襲撃の折に夜空から呼び戻され、現在は一般の英雄とともに人界でテュポンを捜索中。


怪物(かいぶつ)とは?

「肉体の中に魂をもつ」通常の生物と違い、「魂の中に肉体を持つ」生き物。妖怪などのいわゆる「モンスター」。

 本来の姿では「魂の光学迷彩」を常時発動しており、通常の生物が感知することはできない。(嗅覚が鋭敏な犬など、動物には感知されることがある)

 その肉体の構造上、ほとんどが生まれながらに異能力を有している。後天的に発現する場合もある。胎生か卵生かはさまざま。

※魂の中に肉体がある理由

 通常の生物が受精によって肉体をつくり、そこに魂が宿るのに対し、怪物の場合は生殖細胞とともに父と母の魂の一部が合体し、それが魂の生まれる場所・精霊界への門になる。そこを通って生まれた魂は『門』を自身の内部に取り込み、魂の中で肉体を完成させる。結果、肉体の外側に薄く魂が張る状態になる。

異形(いぎょう)

 理里たちが分類される種族。怪物の中で最強の存在の一角といわれる。

 その星における生態系の頂点の姿(地球においては、人間の姿)をもって生まれるほか、自らの魂の特性を歪んだ形で表した「真の姿」(怪物態)を持っている。このため、怪物としての外見が同じ種族内でもほぼ一致しない。

 人間に化ける能力を持っているというよりは、人間の姿も怪物の姿も、どちらも彼ら本来の姿であるといえる。そのため、人間の姿でありつづけることにエネルギーを使うことはない。「魂」という真の肉体、霊体の性質を表しているという点では、怪物態の方が真実に近いので「真の姿」と表現される。


(たましい)とは?

 霊体のこと。生物の本当の身体ともいえる。生命そのもの。

 絶対の力と永遠性を持ち、不滅。内部にそれぞれ宇宙規模の世界を内包していることがわかっている。また、その強制力の強さには個体差がある。

 霊光(れいこう)とよばれる特殊な光のみを反射する。これは恒星の光に含まれるもので、人間のテクノロジーでは検知することができない。まれにこれを感知できる生物が存在する(いわゆる「霊感がある」人)。

 また、魂自体も霊光をわずかながら発している。

※魂の光学迷彩

 魂の中に肉体を持つ怪物ならではの能力。魂には通常の光を透過する性質があるほか、一定以上の体積になると光の電磁波を打ち消す磁場を発生させる。これを利用し、肉体の外側に張る魂の体積を増やすことで、通常の生物から姿を隠すことができる。

 ただし英雄や同類の怪物など、霊光を感知できる存在には通用しない。 

 人間に化けていない怪物本来の姿や、異形の「真の姿」では世界に接する魂の体積が大きいため、この迷彩は自動的に常時発動している。



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