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救出  作者: もんじろう
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 1ヶ月かけて徹底的に調査し、彼女が嘘をついていないと確証を得た。


 そして、次の段階。


 彼女を私の屋敷へと呼んで、尾行時とは違い、もっと近い距離で観察する。


 今が、その段階だ。


 間近で見る彼女は先ほど述べたように、私の欲望を激しく刺激する最高の逸材だった。


それらを踏まえた上での質問「ここへ来ることを誰にも話してはいないか?」だ。


 これは屋敷へと招く連絡の際に私名義ではない、足がつかない携帯電話から、あらかじめ彼女に言い含めてはいたのだが、必ずしも守られない場合があり得る。


 もし約束を違えれば普通のモデル料よりも破格の報酬をふいにするはめになるから、おそらくはそんな馬鹿な真似はしないだろうとは思うのだが。


 彼女の生活が困窮しているのは身辺調査の過程で判明しているので、彼女が約束を破り、私の不況を買うリスクを冒す確率は低いはず。


 まあ、この計画の1番の危なっかしい部分が、ここだというのは認めよう。

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