23 新たなる同胞
明日投稿できません。
むむむ、良さそうな依頼がなにもないんだが……。
まぁ、この頃忙しかったから休みもありだよな?
一応闘う相手は見ておいたほうがいいかな?
うん、そうしよう。
どうせ暇だし。
俺も一応参加者でちゃんと推薦状をもらってる冒険者だから観戦することくらい問題ないだろう。
それに何もやることないからこれくらいやらせてほしい。
レンリは武闘大会の予選が行われているというこの都市に四箇所しかないという国立闘技場に足を運んだ。
ギルマスからの推薦状を見せるとあっさり通してくれた。
ここは、都市に四箇所しかない国が運営する闘技場になっている。また、国が運営しているものとして他に、博物館、図書館、などなどがある。
おぉ、やっとるやっとる。
がんばれー。
予選は石で作られた直径20メートルほどの丸いリング上に参加者がランダムで四人入って残りの一人になるまで闘う、というとてもシンプルなものになっている。
今は一次予選の第五試合が行われているところだ。
ところがそれはそれはレンリにとっては、
おっそ!
よっわ!
あんなの見る必要ないじゃん。
一応ステータスの確認、
名前:ゴルゾー
ランク:E 職業:下級剣士
レベル:16 HP:167 MP:119
攻撃力:154+(62) 防御力:108+(32) 魔力:51
装備:鉄のロングソード
鉄ヘッド、鉄ボディ、革レギンス、鉄ブーツ
スキル:剣技Lv1、剣術Lv2、拳闘術Lv1、護身術Lv1
称号:なし
ユニークスキル:なし
あ、やっぱり弱かった。
こういうやつがいっぱいいるってことだから最終予選でもこのくらいの人たちが普通なのかな?
一番強い人でもこれだよ。
名前:マーニャ
ランク:E 職業:魔法師
レベル:20 HP:194 MP:261
攻撃力:117+(34) 防御力:206+(70) 魔力:247
装備:石膏樹の杖
鋼樹ヘッド、鋼樹ボディ、鋼樹レギンス、鋼樹ブーツ
スキル:火魔法Lv2、氷魔法Lv1、風魔法Lv1、回復魔法Lv2
被ダメージ軽減、魔法攻撃力上昇、護身術Lv1
称号:一人前の魔法使い
ユニークスキル:なし
たしか、本戦に出場する人たちは予選をやっている四つの闘技場からそれぞれ一名が出場できるのと、選ばれた高ランク冒険者たち四人がシードで出てくるんだったよな?
シードの人たちってやっぱり強いんだろうなあたりまえだけど。
それより今回出るのは勝つことも含まれるけど、まずは他の日本人を探すこと。あわよくば仲良くなれたらいいかなぁ〜?なんちって。
一人でボケていたら、ちょうど試合が終わった。
結果は順当に魔法師のマーニャが勝った。
普通にステータスから見てマーニャが勝つと思っていたのでさほど何も思わない。こんなに何もなく平然に終わるのかと思った。
なので次の試合だけ見て帰ることにした。
ふむ、ふむ、弱いなぁ。
おっ!あれは、なかなか!
出てきた参加者の中には同い年ぐらいの男の子が混じっていた。
そいつは、
名前:シュン
ランク:E 職業:上級剣士
レベル:24 HP:296 MP:248
攻撃力:324+(127) 防御力:212+(119) 魔力:280
装備:魔鋼のロングソード
魔鋼ヘッド、魔鋼ボディ、魔鋼レギンス、魔鋼ブーツ
スキル:剣神技Lv1、剣神術Lv1
称号:剣使い
ユニークスキル:なし
剣神術?剣神技?なにそれ?
剣技とか剣術の一つ上のスキルなのかな?
それよりもシュンってどう考えても日本人だよな?
なんかあっさり見つかっちゃった。
その試合は元日本人であろうシュンが他の者たちを瞬殺し圧勝した。
『シュンが瞬殺』ダジャレじゃないよ。
さてさてさて、どうしたものか。
今はまだ声をかけないことにした。
いずれ闘うことになるであろう人にいろいろ聞くのは武人としてだめなことだと思うからね。
武闘大会が終わったらエリかも混ぜてこれからのことを話し合おうではないか。
それからというもの、宿に帰ったレンリは久々のニート生活を満喫していた。
ゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロ
寝ては食べ、寝ては食べ。
はぁ〜、ニートって世界一幸せな職業だよな。
職業かどうかはわからんけど。
ふにゃふにゃ、おやすみ。
・・・・
そしてニート生活五日目。
ゴンゴンゴンッ!
なんだ朝っぱらからうるさいな、宗教関係なら間に合ってますよ?もしかして◯HKの勧誘ですか?それなら遠慮します。
「起きろ!起きろよレンリ!」
ドアを叩いていた張本人はグランだった。
なんだ、お前か。
ちょっとまってあと五分。
むにゃむにゃ。
「あと五分とかなしだからな!」
なに!?お前テレパシーでも使えるのか?
「入るぞ?!入るからな?!」
ガチャ
「おはよ」
「お、おう。ま、ま、まず、服を着ろ!」
「あ、ごめん。まって」
「それより、今日からお前の試合始まるだろ?」
・・・
なにぃぃぃぃ!?
もうそんなにたったの?
早すぎやしませんか?
くそっ、久しぶりのニート生活を満喫しすぎてしまった。
「ごめん。忘れてた今から行ってくる」
「お、おうそうか。応援してるから頑張ってこいよ!」
「ん、ありがと」
身支度を整えたレンリは闘技場へと向かっていった。
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