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01 死 そして転生?

初投稿です。

未熟ですがよろしくお願いします。


いつもと変わらない生活。

寝て、起きて、ゲーム。

また、寝て、起きて、ゲーム。

たまに小説も読む。

現在早良孔明16歳。

普通なら高校に行く時間だが孔明は行かない。

孔明は引きこもりだから。

親には、頭が良くなるようにと「孔明」という名前をつけられたが理想と現実は全く違う。

いつもと変わらない生活を送ろうとしていたが今日は違う。


「なんてったって今日はあれの発売日だからな!」


そう、今日は俺の大好きな命よりも大事…でもないけど大事な

ゲームの最新作の発売日なのだ!


「はっはっはー。俺は今日のために生きてきたと言っても過言ではない!」


孔明は、有名所はもちろんマイナーなゲームも全てコンプしているいわゆるゲーマーだ。

しかも大会で何度も優勝しているホンモノだ。


「発売決定すぐに予約済み。金もちゃんと貯金してためた。ぬかりはなーい!」


2時間と40分後…


「ついに手に入れたぞー!あとは帰ってプレイするだけか」


だか、嬉しい傍ら寂しい気持ちもあった。

変えるとまた変わらない生活が始まる。


(あーあ。異世界転生でもしないかなぁー)


そんなことを思いながら前から走ってくる子どもたちを見てふと思った。


(そうだ、今のうちから外で遊びなさい。俺みたいになってはならない。)


ところが


「ドンッ」


一人の子どもがぶつかってきたのである。


「ごめんなさ、」

「俺のゲームがァァァーー」


今日買ったばかりゲームがぶつかった勢いで道路に飛んでいってしまった。


(どうする?今すぐジャンプしてとるか?いやそれは危ない。

だけど、これはやばい、どうすればいい?)


(えぇーい!もういい考える前に行動するんだ!)


とっさに体を動かした。

地面に落ちる前にとる。

車が来る前にとる。

そう思った瞬間…


「プープップー」


たくさん聞いたことがあるようですあまり聞いたことがない音が耳に入った。

俺は、音のなった方を見た。

必死でブレーキをかけているであろう運転手の顔が見えた。


(えっ?俺これやばくない?)


そう思ったのも束の間、身体に衝撃が走った。

どう表現すればいいだろうか。

ただただ痛いと言えばいいだろうか。

俺は10メートルほど飛ばされた。


(いてぇー。いや、うん。いてぇー。)


俺の近くに人が集まってくるのがわかる。


(俺は、俺は、死ぬのか?いやまだ死ねない。まだあのゲームクリアしてないからな)


(でも無理か。ははは。つまらない人生だったな。もう少しちゃんと生きてればよかったかな。ラノベだったらこれで異世界に転生されるんだけどな)


(はぁ。神様ァァァー、もし死んだら俺を最強の美少女冒険者として異世界転生させてくださァァァい!)


早良孔明16歳はあっけなく命を落とした。




「ハッ!うわぁー痛い痛い助けてぇー。あれ?痛くない。」


(どうなってんだ?俺死んだよな?)


こうして早良孔明は転生してしまったのである。






















感想をいただければ幸いです。

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