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しるし2(詩集)

破壊

作者: さゆみ


明日の破壊も

意思なんかじゃなく

上限を超えてしまうから

プツンと破裂して

ほんのりベニ飛沫が舞い

美しいのかと鳥が鳴く


そこに何があるのか

数字か、文字か、物体か

塔がそびえるのか?

燃えるのか

解けるのか

煙か、水か、酸素か

魂が重なる屋根瓦か?


破壊することを糧として

悦びに変えられる宿命の拠り所


上限に達するまで

もやもやと生育する

ゆるんだ口が根を増やす

無駄なロードは消す

無為な足は潰す

自然の摂理のまま

ヘイワになる


流されていく無意味の架け橋

しばらく水に絵を描いている

時が流すファンタジー××××

決して理解者なんか要らない








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― 新着の感想 ―
[一言]  ヒンドゥー教では破壊を司る神・シヴァは混沌とした世の中を一掃すべく使命を与えられた存在とされています。しかし、そこには邪悪な意思は無く、寿命の尽きた世界に、再び創造をもたらすための重要な役…
2014/02/25 22:50 退会済み
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[良い点] 心の浮き沈みを表現するような 水に絵を描くという一文が好きです。 [一言] 表現が連鎖的で 手抜きが一切感じられない 緻密な詩のように思えました。 ありがとうございました。
2014/02/16 15:29 退会済み
管理
[一言] 蘭ちゃんの頭も破壊気味ですが~(-.-)y-~° ° °何か?・笑 さゆみ樣~(*^^*)/ 読ませ頂きました。 ぶ、blackなさゆみ樣も 素敵ですよ~(^-^*) 蘭ちゃんは破…
2014/02/16 00:54 退会済み
管理
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