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Lost13 無名の青年が無名で終われる物語  作者: JHST
第七章 初級冒険者、特訓を始める
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⑪二層へ

「俺は戦士のリュウ。こっちは魔法使いの—――」「ろ、ろろろ、ロロです! ぼぼぼ、僕もリュウさんと初めてパーティを組んでいます。御迷惑をおかけしないよう精一杯頑張るので、よろしくお願いします!」

 代表として俺が握手を交わし、ロロは何度も頭を下げる。

「ロロロロロロロ。ムズカシイ、ナマエダナ。ナンカイダ?」

「二回です!」

「あぁ、えぇと………頑張るのは魔法の方だけにしてくれ」

 やや引き目になるシランド。彼の様な初級冒険者との出会いは初めてだった様だ。


 こうして、俺達は洞窟内で出会った冒険者、シランドとダッカ―と臨時のパーティを編成する事となった。

 前衛の戦士()盗賊(シランド)、後方に弓手(ダッカ―)魔法使い(ロロ)。彼の言う回復魔法が使える仲間が欠けている事は痛いが、単純な戦力としてのバランスは悪くない。

「等級上、俺がパーティの指揮を預かるが………何か意見があれば、遠慮なくいつでも言ってくれ」

 シランドが自前の地図を開きながら、第二層に続く道を確認する。

 ならばと俺は一歩を踏み出す。

「第二層の入口なら、俺が案内出来る」

 正直、第二層自体の知識も経験も少ない。今の内に、発言力を高めておこうと考えた俺は、先頭を歩き出し、三人について来るように振り返った。

「なら頼むとしよう。ついでに、下に潜るまでにお互いの戦い方を確認しておきたい」

 こちらとしても相手の力量を知っておきたい。断る理由はなかった。


 常に最悪の場合を想定する。

 あの冒険解説職(チュートリアラ―)の言葉が脳裏を()ぎる。

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