調査報告(2年目43週目_レンガ作成について)
本報告では、レンガ製作について報告する。
私が住んでいるノルデは、一年を通して、穏やかな気温変動である。日本の四季のように一年を通してジェットコースターのような気温変動があったり、エアコンが季語になることもない。ただし、雨季乾季のような雨が降りやすい季節、ちょっと暑く乾燥している季節はある。いまはちょっと暑く乾燥している。
ノルデでは、乾季のイベントとしてレンガ造りがある。雨季中の晴の日の間に木材や土などの材料を集めておき、乾季中に焼いて完成させる。レンガ組合があり、力が強い馬人や熊人が材料の運搬を行っている。
レンガを作成する炉は町はずれにある。屋根付きの大きい炉となっている。雨季中は子供たちのたまり場となっている。特にじめっとした環境が好きな子にはたまらないらしい。乾季になったら、炉の中を整備して、日夜レンガを作り続ける。
レンガを作り続けているときは炉の周りが暖かくなる。レンガ組合にお金を払い、炉の周りにたむろすることができる。たむろしている人が結構いる。汗だくで炉をいじり続けるを見ながら食事したり、のんびりするのは楽しい。汗だくの人が水を飲むのを見ながら、水を飲むとおいしく感じる。日本の正月で、駅伝を見ながらコタツでみかんを食べる喜びに似ている。変温動物系のイモリ人はずっと寝ころんでいた。ただし、炉の周りは土が焼ける独特のにおいがするのでずっといると服がくさくなる。
炉の火入れの際には、太陽神の神官がしばらくの晴天を祈っていた。年老いた組合の偉いと思われる人が真剣な目で祈りを見ていた。レンガの出来には等級があるので、出来次第で生活が変わるので必至らしい。ただ、今年はお布施をケチったというのがうわさで聞こえた。組合の偉い人はどうなるのだろうか。




