調査報告(2年目30週目_宗教について②)
本報告では、宗教のうち、太陽神教について調査したため、それを報告する。
私がいる帝国では、太陽神と月神の2種類の宗教がある。太陽神教は太陽神を主神として、昼間や日光に関する神を副神としてまつっている。
副神の誰を信仰するかで、同じ太陽神教でも信仰の在り方が少し変わってくる。以下に例をいくつか挙げる。
豊じょう派(じょうの漢字が書けない):豊作、子孫繫栄、怪我の回復を主に願う。収穫祭が一番のイベント。
照火派:火にかかわる神を信仰する。料理人、かじ屋が信仰している。
影払派:悪漢をこの世から滅ぼすことを目指している。治安維持にかかわる人が信仰している。この派閥だけ、ほかと雰囲気が違う。戦う神官も多く所属している。
太陽神の神官は身に着けている服の色で偉さ、持っている聖印や服の模様で派閥を示す。服の色は青、黄色、赤と一日の太陽の色を示しており、赤が最も偉い。
業務でかかわりのあるエーリ(女神官)に雑談の中で、月神を信仰していると話したところ、太陽神への鞍替えを勧められた。携帯電話のキャリアを変えられるように手軽なのが驚いた。さぞかし副神はブランドのようなものなのだろう。KDDIの電波なのに、UQモバイル、povo、auとブランドがいろいろあった地球を思い出す。宗教も電波も目に見えず、コミュニケーションに用いるところは同じだ。電波ゆんゆんだ。
宗教をポコポコ変えるのは抵抗があるので、エーリの誘いは断った。ほんの少し怖かった。
エーリは太陽神教の影払派に所属しており、そこそこの地位にあるみたいだ。僧正相当? 僧正がどれくらい偉いのかが不明だが、若くして立派なことだと思う。




