異動報告(2年目28週目_新しい同僚について)
本報告では、職場が変わり、新しい同僚ができたので報告する。
焦点具の提案書を出して、しばらくたちローエル教授の研究室に転属となった。
私が以前提案した『共振式焦点具』の取扱いに当たって、大学の偉い人たちがごたごたしたらしい。その結果、士官部の戦略情報科で教鞭をとっているローエル教授のもとで働くことになった。
ローエル教授は、目の下に深いクマが特徴的な人だ。ぱっと見ただけで神経質で人間不信な人だとわかった。ストレスが多そうな方だ。ローエル教授のもと、『共振式焦点具』の完成を目指す仕事に就くことになった。
ローエル教授から、焦点具を試す士官部の3名の学生を紹介してもらった。しばらく彼らとともに行動することになる。ランチを一緒に食べて少し交流を深めたので彼らの特徴を以下に記す。
氏名:ディル
元気いっぱいの黒髪の男狼人。孤児で下町育ち。身体能力テストでは同学年の5指に入る。足の速さと持久走では2位になったことが自慢。その一方座学が悪い。元気いっぱい男だ。靴にこだわりを持つ。
氏名:エーリ
太陽神の女神官。金髪のロングヘアーの女性。山吹色のフードがトレードマーク。背も高く、ガタイもいい。夜はずっと寝ないとだめらしい。食道楽の人。いい人なのが伝わってくる。
氏名:クルージ
真面目ながり勉男。体が細く、背丈が低めの赤髪の男性。
エーリ(前述の女神官)と隣だと体格が対照的だ。真面目なことがすぐ分かった。兵士の家の生まれらしい。ディル(元気いっぱい男)と違い、座学が好きで、いまは外国の言語を習得しようと頑張っている。
この世界に来てから、人を見るときは髪の毛の色、毛並みをはじめに見るようになってきた気がする。日本では、服のファッションで人となりが分かるらしい。こちらでは毛並みと毛色などでわかる。




