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異世界調査・活動報告(週報)  作者: 香川 尊


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調査報告(2年目23週目_焦点具について)

本報告では、魔術師が使う焦点具と呼ばれるものについて報告する。


 魔術師は、魔素を火をはじめいろいろな現象に変えることができる人々である。そんな彼らの仕事道具が焦点具となる。陸上選手とランニングシューズの関係に近い。仕事道具があれば、効率よく、高いパフォーマンスを出せる。焦点具は、魔術師の魔素を増幅・変換・出力・制御の4つの役割を持つ。登場から改良を重ね、今は第4世代が最新のものとなっている。


 魔術師の出す魔素は変動がある。波のような変動が多い。第4世代焦点具でも、変動があると魔術の制御が難しくなるという弱点を抱えている。そのため、優秀な魔術師は、放出する魔素の変動をなくすトレーニングを積んでいるそうだ。変動が多い魔術師は3流らしい。大変嘆かわしい。変動があるなら、それを生かした道具の設計をすればよいのに。人の弱みをなくして、人の強みを生かす道具を作ることが誉れだ。そこで、焦点具の改良の提案書を空いた時間でまとめることにした。


 ダンジョンへの出張は、すでに終わってしまった。ダンジョンの報告をもっとしたかったが、共同研究を完遂させることと提案書作成で暇はなかった。もともとダンジョン出張を完遂させれば、4級市民にあ上げてくれるそうだが、成果がそれだけだと怪しく感じた。そのため、出張中の時間を使って提案書を作成し、教授に提出した。ないよりましだと信じたい。ダンジョンには魔術師がいたから、聞き込みや焦点具の実演などの確認がしやすかった。


 地球育ちなので、変動がある交流は直流より増幅しやすい大変便利なものと感じる。変動の制御の知識は地球のほうがある。

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