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異世界調査・活動報告(週報)  作者: 香川 尊


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調査報告(2年目19週目_ダンジョン町、タルムについて②)

本報告では、今の私の生活についてまとめたので報告する。


 ダンジョンでとれるのは、魔鉱石と魔鉱石と物質が融合した物質、動植物である。そのため、現象を理解しようとしている研究者、魔鉱石などを採掘する者、危険な動植物を狩るもの、様々な人々が日夜働いている。


 ダンジョンに関わっている人は、知識や能力が十分にある。研究者はの頭脳を持っている、狩人はかなり力持ちだったり、事務員も優秀な人が多く感じる。魔術師も、従業員として働いている。様々な人話すと、インテリ層、労働者層それぞれ話し方が異なる。神経を使う。インテリ層は賢く、話についていくのが大変だ。どの時代・どの文明でも上流階級の頭の回転の速さは共通なのだろう。


 私たちが食事をする共同研究先の食堂では、ダンジョンで品種改良された食べ物がよく出てくる。たまに味について聞き込みされている。良いものはダンジョン外で栽培や飼育されるらしい。週に1回の休みの日は食堂が閉まる。休みの日の食事は市場で買った食材を【調理屋】に持ち込んで、調理してもらう。私はこれが激務の中の楽しみとなっている。食事の中身を自由に決めることのできるのは幸福だ。


 調理屋は、かまど、調理器具、水道、調味料を有している店のことだ。食材と調理賃を渡して、炒めたり、蒸したり、スープにしてもらったりする。追加料金を払うことで、調味料や油を入れてもらえる。様々な調味料を試したり、ほかの人の持ち込んでいる食材から、おいしい組み合わせを探っている。


 日本ではおんぼろなアパートにもガス・水道が通っており、調理は容易だった。あれはまさしく貴族のような生活をしていたのだと感じる。


 ちなみに、私は学生であるカロナー君の共同研究のサポートのために、タルムに来た。学生補助員という肩書だ。カロナー君の研究はある程度めどは立った。立たせた。頑張った。この数週間は大変だったし、しばらく大変続きだろう。ろくに週報も書けない。

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