調査報告(2年目16週目_ダンジョン町、タルムついて)
本報告では、ダンジョンがある町『タルム』に到着したので、それを報告する。
ダンジョンに来るまで、準備が死ぬほど忙しかった。私がお手伝いしている、学生のカロナー君も死にそうになって共同研究の実験をしていた。週報を書く暇もなかった。
タルムは、ダンジョンのために作られた町である。鉱山集落に似ている。鉱山集落と違うのは、ダンジョンが、鉱山、農園、実験場という多用途に使えることだ。そのため研究員、鉱員、狩人など様々な人がいる。国から承認から得た企業城下町となっている。
人の中には、梟人、鼠人など夜行性の人種がいる。そうなると、昼夜二交代制のシフトが自然に組める。なので、知的労働者も肉体労働者も二交代制で働いている。夜間もなかなかうるさい。私たちの共同研究先でも、仕事の始めに夜間の人から引継ぎを行う。
夜行性の人は、明るすぎる環境だと目が疲れるらしい。そのため、夜シフトから麻シフトへの引継ぎは暗い照明の中で行う。盲目への差別用語として目暗があるが、その意味がよくわかる。夜行性の人へ最適な明るさにすると本当に見づらい。本当によくみえるなと思う。夜では、私は目暗だと感じる。
以下に、私の現状と目標を整理したい。
元状況:ノルデ大学の研究員補助。ダンジョンがある『タルム』に出張し共同研究を実施している。
大目標:少しでもいい生活をしたい。怪我やトラブルで即座に路頭に迷う状況を抜け出したい。
小目標:市民階級を上げる。5級から4級に上げることで、社会からの信用を得る。
手段 :所属研究室と企業との共同研究を完遂させる。その報酬で市民階級を得られる。




