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異世界調査・活動報告(週報)  作者: 香川 尊


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調査報告(2年目10週目_ダンジョンについて②)

本報告では、事前講習で得たダンジョンの基礎知識についてまとめる。


 魔素は、魔素が多いものに引き寄せられる特性がある。動物は、血石と呼ばれる魔素を蓄える器官をもつ。動物の墓場、あるいは自然現象で血石や魔鉱石が多くなった場には、より魔素が集まる。これがダンジョンの始まりである。

 

 ダンジョンは、貝塚のような昔の生物の死骸が集まる場所、昔の文明の都市がなることが多い。山中にあったり、地下深くや、都市の外れにある。昔の地下墓が優秀なダンジョンとなる。


 ダンジョンは、魔素が集まる場所だが、魔素が濃い薄いの変動がある。長期間薄い場所にいると魔素欠乏症が、濃い場所にいると魔素中毒を起こす。このように健康被害の恐れがあるため、ダンジョン内での年間の作業時間が決められている。魔素の変動を記録するためのバッチもある。放射線を測るガラスバッチを思い出した。


 周囲の魔素を、体内の血石に取り込み、増幅されることで魔術は行使される。なので体内にある血石の量が多いほど優れた魔術師となる。体内の血石のできやすさは血筋による。尿路結石ができやすい家系があるのと似ている。


 ダンジョン講習や健康診断を受けているときに、スタッフの方が可哀想な人を見る目で見てきた。やはりダンジョン関連は、底辺労働なのだろうか。あるいはマグロ漁船のように過酷なのだろうか。魔鉱石がある、遺伝子改変ができる、その他の副産物もある。ダンジョンは金の生る木だ。我々は、木に群がるカブトムシだ。


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