調査報告(27週目_服について)
本報告では、服について調査したため、それを報告する。
私が住んでいる都市には、ユニクロの店舗はない。服の値段は、日本に居る時より高い。職が変わるにあたり、学校の中で歩いていても浮浪者と間違われないように、服を買いに行った。
羊人の店主が営んでいる服屋で購入した。服飾系は羊人が商売をしていることが多い。羊人は、もこもことした体毛を持った亜人だ。自分の毛を使って毛糸を作ることができる。彼らは上半身が裸で、下にズボンのみをはいて生活している。上半身が露出しているが、体毛のおかげで乳首やへそなどは見えない。羊人は、体毛に大変に気を使っている。毛並みが美しいものほど、羊人の中で大変評価され、また扱っている服も高級なものが多い。
店主との雑談の中で、上半身の毛を一回剃ってみたら、スッキリするのではないかと言ったら、機嫌が悪くなってしまった。どうも、羊人のなかでは、剃るまで自分の毛を使うことは、貧困であると言っているようなものらしい。その場で謝罪した。
服に使われている繊維は、動物性の線維と植物性の線維があり、動物性のものが高価となる。私が買ったのは、おそらく植物性のものからとった服である。店主の毛は入ってなさそうだ。少しくたびれているが、藍色がきれいな長袖、黄色のズボンを買った。
ユニクロの服に比べれば、質は悪いが私にとっての宝物になりそうだ。




