出張報告(23週目_教育機関について)
本報告は、出張報告となる。
先々週、死の宣告が書かれた手紙が届いた。送り元は、高等教育機関で働いている教授職であるらしい。手紙が届いて、2週間たち、私が送った手紙の内容の補足資料、釈明資料を一通りそろえた。(先週は、資料のまとめで週報をさぼってしまった。罪悪感がある。)
職場に2~3日休むことを伝え、許可を得た。もちろん有給休暇などはないため、その分給料は出ないが、駅から汽車に乗り、高等教育機関がある街 ーノルデー に向かった。
汽車の席は、特等、1等~3等の4段階のグレードに分かれており、もちろん最底辺の3等に乗った。3等は、貨物室とほぼ変わらない。貧乏人が立ってすし詰めになり、目的地への到着が一秒でも早くなるよう祈る。大体4時間ほどたち続け、やっとノルデに着いた。町の途中途中で、汽車が何かに衝突した音が何回かした。こんな郊外での列車の飛び込みだろうか?
学術都市であるノルデについた後、いつものように周りの人に道を聞き、手紙に書いてある教育機関 ーノルデ官立大学ー についた。入門口の守衛室に行き、教授からもらった手紙を見せ、教授の居室の場所を教えてもらった。
手紙の送り主、タールズ教授の居室の前に行き、明かりがついていることを確認した後、中で会話がないことを3分ほどじっくり確認し、扉をノックした。(この世界でも入室許可は、手でノックする方式である。かしこまるときは、ノックする位置を下げるのがマナー。)
しわがれ声で返事があったため、部屋に入室した。タールズ教授は白髪の蝙蝠人だった。ひじから手首の間に羽が収納されているのが見えた。手紙に書いた内容について、資料をもとに話した。教授も機嫌がよさそうだった。
ああでもない、こうでもないといった議論がひと段落したときに、仕事を探しているが何かないか聞いた。自分のできることをしっかり伝えた。亜人語も喋れるというと教授は驚いていた。教授の研究室の助手のポストが空いているらしい。週3万/セルズ、大学寮に住める、週休2日と破格の条件だ。それに飛びついた。大学の図書館にも使える権利も得た。
7週間後に仕事開始となる。大学の教務課で手続するように伝えられ、7週間後の上司との会話を終えた。その後教務課で手続を行った。その後、列車で自分が住んでいる都市ラキエに戻った。
へとへとになった。得たものは大きい。転職できた。7週間後の仕事がどうなるかは詳しく聞いていないが、頑張っていく所存だ。




