調査報告(13週目_神殿、宗教について)
本報告では、神殿について調査したため、それを報告する。
神殿はこの都市にもある。転職するための場所ではない。天職につけるよう、祈れはするが。
この国、エンズ帝国では、主神に太陽神と月神を崇めている。その下の地位に、人種ごとの女神や男神がいる。多くの人種がいる国なので、主神が特定の人物、種族になるのはたいそうまずい。人種差別につながりかねない。そのため、建国とともに、人種ごと個別の宗教をうまく組み合わせて、宗教関係を整理したことが、図書館の文献にもみられる。ギリシャ神話が各地域の神を組み合わせて形成されていったのを思い出した。
今回、私が立ち寄ったのは月神を御祭神にしている神殿に立ち寄った。たまたま住んでいるところから近かったからだ。神殿は木と石でできており、随所で金属による装飾がみられた。宗教は社会に有用なのかもしれないと思った。多人種国家において、国の帰属意識を高める役割を果たしている。周りの人の様子を見て、同じ程度の額を寄付し、同じように祈った。そのあと、ゆっくり神殿の中を見ていたら、司祭に話しかけられた。名前を『セラ』というらしい。神殿の建物をほめると、気をよくしてくれ、相談に乗ってもらった。転職は、『市役所』か、各々の職場に問い合わせする形らしい。『市役所』で扱う仕事内容は半分セーフティネット的な仕事が多いそうだ。通常、そこで経験を積み、ステップアップするらしい。魔道具の設計などに就きたいと話すと、いくつかの魔道具作成工房の名前を挙げてくれた。
相談中、神殿の鐘の更新とかで、一口3,000セルズの寄付を集めていると聞いた。相談中の雰囲気もあって寄付してしまった。司祭は話がうまい。この文章を書いていて、3日分の食費である3,000セルズは高いのではないかという思いがふつふつとわいてくる。 やはり宗教は人への悪影響も多い・・・




