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第7話:あのおじさん、ギルド長だった件

病気でしたすいません(自分体弱い…)

なんだったんだろうあの人…


「あんのジジイ、懲りずに何度も貴重な新人を……そうやってるからいいやつだけが逃げていくんだよなぁ…」


「へっ?」


メルスナがそんなことをつぶやいたので、驚いた。メルスナって、語尾ってだいたい「よ」とか「わ」じゃなかったっけ?


「えっと、メルスナ、それはどういう…」


「あれ?ハルトに話してなかったっけ?」


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


「へー、ギルド職員だったのか、メルスナ」


メルスナから聞いた事情によると、さっきの大男はギルド長で、これまで何度も新人冒険者を大会に勧誘し、全員に逃げられたのだと。あんな人がギルド長なのか…心配だな。


「あー…ほら、ハルト、ポケットにカード入ってるでしょ?それ身分証明書みたいなもんだから大事にしなよ。」


見てみると、それは自分の名前や職業などが書かれた金ピカのカードだった。へぇ、ここまで詳しく書かれて……ん?なんでさっき知り合ったばっかのおじさんが俺の個人情報知ってんだ?怖っ。


「それよりさ、メルスナ、剣術大会ってなんなんだ?超気になるんだが。」


「あー、ギルドで年に一回ある小さな大会よ。まあ結構人来るんだけどね。冒険者がいろんなとこからやってきて、トーナメントで戦う感じよ。あ、剣術大会って言ってるけど魔法もバリバリ使ってるけどね。」


ん?


「ここのギルド、これだけが取り柄なのよね。有名な人も何人かは来るから、その人達のおかげで有名になった感じなのよね…」


まて?

いろんなとこから?有名な人?


「やべぇ、明日って…俺絶対勝てる気しねぇ!ちょっと自分のスキルちゃんと見てくるわ!」


俺はギルドを飛び出した。

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