動揺5
先日 わたしが栗原さんにした LINEでの良くない行ないは
はるかに知られていないのだろうか。
わからないのが怖いのもある。
“大人しくして、栗原には連絡をしない。“ という はるかとの約束を わたしは破ったことになるのである。
それがバレた時、どういう扱いを受けるのだろう。
もしかすると、もう二度とわたしの くだらない身の上話には乗ってくれないのではないか、という不安に襲われる。
・・・そりゃそうだ。
職場の同僚の、行く先のない色恋じみた相談に、
はるかがいつまでも付き合わされる筋合いはない。
最初は面白がって聞いたとしても、
いいかげん飽きるだろう。
約束も破ったやつが ポンと放られたところで
わたしは文句は言える立場ではない
・・・・・・のである。
そうして思うと、皆の中にいる はるかの目線、口ぶり、
食事の皿を受け渡すような些細な仕草さえ なにもかもが
わたしとの一対一の関わりを否定したがっているように感じられてくる。
そう感じるほど、皮肉なことに
栗原よりも はるかへの気持ちの方が、
わたしの頭の中で肥大化していく・・・。
それは、はるかだって望んでいないことだろう。
わたしだって 全く望んではいない。
しかし自分の思考を止められない。
だから、この不安を どこかではるかに 止めて欲しかった。
吉崎、ひとりで悶々と悩んでて、
かなりキモいですね( ¨̮ )
我(作者)ながら こいつの将来が不安でたまりません。




