71/164
距離3
自分の気持ちにかかったモヤを発散させるために ギャンブルに手を出すかのような、
乱暴な気持ちで送った、柄にもない軽々しい文面のメッセージ。
相手がその画面を開いたことを示す 既読マークが着いたのは、丸一日以上経った 翌日の夜の事だった。
それくらいは覚悟の上ではあった。
とりあえず既読がついたということは、少なくともLINEをブロックはされていなかった ということを意味する。そこに少しだけの安心を得た。
かといって、何かしら返信がくるわけではない。
栗原さんは忙しい時期だから・・ 、と自分自身をなぐさめることもできるが、
そんなのは 甘すぎる言い訳に過ぎないこともわかっている。。
だって、そもそも、
「早めの忘年会」とはなんだろう?
なぜ、栗原さんが私と忘年会をしなければいけないのか?
我ながら、おかしな事しか書いていないと思っている。
そう、思ってはいる・・・・・・。
「すみません、ここ最近 めっちゃ忙しくて><;」
栗原からそんな返信が送られてきたのは、
さらに翌日の遅い時間の事だった。
この物語は創作・フィクションです
実在する人物などとは一切関係ありません。




