宿題1
五・七・五・七・七 の
上の句と下の句で構成される古い歌。
和歌に対する知識など、そんな程度である。
だが 百人一首 についてスマホで調べると、こんな解説が出てきた。
”名にし負はば 逢坂山のさねかづら
人に知られで くるよしもがな”
正直、そのまま見てもよくわからない。
だが解説を読むとこう 書かれている。
”この歌は、人目を忍ぶ恋を詠んだ歌。「さねかずら」は、もくれんの仲間のつる草で「小寝」一緒に寝て愛し合うことに掛けられた言葉。
「くる」は「繰る」と「来る」の掛けことば。
「逢う」を連想させる 逢坂山。そこに生えている さねかずらのつるを巻き取って引っ張れば、ツタの先に恋しいあの人がついてきたらなあ、と歌っている。
誰にも知られないように、恋しい相手と連絡をとりたくて、木々にからまるつたを見て、ため息をついている作者の姿が目に浮かぶようです。この歌の面白さを味わってみましょう。”
作者の気持ちがよくよく分かってしまう気がするのが、なんとも辛い。
なるほど、”恋の歌”とは そういうものなのか。
今は古典とされる歌も 当の本人にとっては生きている心の苦しさを込めたもので、
しかも限られた言葉の中に、掛け詞や類語を使って
深い意味を込めて表現したものである、というわけだ。
おもしろい。
土曜日の昼間、家の用事を済ませるために車を走らせながら
ハンドルをおさえる右手の指で、頭に浮かぶ言葉の音を数えている自分に気付いた。
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参考: 長岡京 小倉山荘『ちょっと差がつく百人一首講座』より




