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原点4
中学を卒業して高校に上がる頃、
初めて 作品 としてのアニメの世界を知った。
子供の頃から見ていた サザエさんやドラえもんのような
各話が定型のパターンで展開される物語ではなく、
12話、24話、あるいは1年、2年という単位で 作品としてのとして大きなストーリーがあって
そのなかでキャラクターの成長と人間関係の変化が描かれる世界があることに 面白さを発見した。
そのストーリーには 見る人を変える力を感じた。
そのきっかけとなった作品への敬意と、愛 を 何かの形で表現したくて
他のサイトの見よう見まねでホームページを立ち上げた。
作品の感想を書いたり、掲示板を作ったり、作品のクイズを作ったり。
自分の城を作るような気分で、楽しかったのだと思う。
そうしてファンとして楽しむ一方で、
ただの視聴者としてではなく、作品を作る側についても興味が湧いてきた。
「人を感動させられる仕事がしたい。」
今にして思うと恥ずかしいが、
高校1年生の進路調査に そう本気で書いたことを覚えている。




