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本音

酔いがスっと覚めると同時に、頭に血が昇るのを感じた。思考が真っ白になる。


そして、スマートフォンを持つ指先から、血の気が引いていく。


こんなタイミングで そんな本音めいた事を言われたら、動揺する。

そして、その言葉の意味するところは、もう二度と飲みに付き合ってくれることはないという 栗原の意思表示のようにも読めて見えた。

そう読めるのはわたし自身が それに最も怯えているからだろう。



栗原にそんなことを思わせたことの後悔と、このまま疎遠にはなりたくないという気持ちが 激しく入り交じる。


なんと返すべきか。。


栗原が本音を言ってくれたのは嬉しい。だが、その理由で避けられるのは どうしようもなく寂しい。

そもそも、わたしは栗原に何を求めているのか。どんな関係でありたいのか。

自分に問いかけながら返事を考えるが、どうしても言葉がまとまらない。


祝勝ムードが漂う 賑やかな店内で、ひとりスマートフォンを打ち続ける。



そして まもなく閉店という時間になっていた。


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