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隠れオタク

「確かに 日常 は面白かったですよね、私もめっちゃ笑いました」


会場に資料を並べる作業をしながらそんな雑談を続ける。

といっても、それ以上話を広げるあてもトーク力もないので、


「だよねー。また なんかおすすめのアニメあったら教えてください」


そんな定型フレーズを投げかけて会話のラリーを終わらせようかと、弱気になる。だが、


「あー、でもわたし マンガ派なんですよね」


遠慮なくスマッシュを打ち返される。



・・・・・・、


”マンガ”と”アニメ”は趣味が近いようで、その間には意外と深い溝がある。と、私は思っている・・・。


マンガは原作者の力量ひとつで作品の面白さが決まる。

だが、アニメは原作だけでなく制作に関わるあらゆる要素が作品を左右する。


マンガは自分の時間で読める。だが、アニメをみるには まとまった時間がかかる・・・。



その、()()()() ゆえに、マンガ派は ”アニメファン”を 下 に見ているような気がしている。


被害妄想かもしれないが・・・。


・・アニメ派なんだ?声優好き?萌え系??とか。どこか そういう、定型的なオタクとしての扱いをされているのではないかというコンプレックスがある・・。


だから、、

自分が突然 アニメの話題など出した 会話の一連の流れも含めて、

木下さんには 言外に「あなたとは違うので一緒にしないでくれます?」 と、突き放されているような気持ちになる。


いや、これもひどい被害妄想・・か。木下さんにはそんな悪意などないだろう・・・、

ただ普通の会話をしていただけである。


「そうなんだ、マンガ派か~、」



言葉を勝手に否定的にとらえて、勝手に内心で反感したことを 申し訳なく思いながら、

機会があればこちらから木下さんに アニメのオススメでもしてみようかと 前向きに気を取り直して、黙々と目の前の作業を続ける。




なにこのオタク!!! 笑 やばいな。

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