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週が開けて何日かたった、3月末の午後。


「いま、ちよっと話せる?」


はるかから社内メールが届く。


なんだろうか、嫌な予感がよぎる。

怒られる筋合いのある事はしていない。



フロアに行くと、またガラス扉で仕切られた打ち合わせスペースに通される。


はるかが後ろ手で扉を閉めると、お互い立ったまま、

はるかは笑顔の裏に 少し神妙な面持ちのような表情でこちらを見る。


「あの、ザキにはちょっと、言いずらいことなのですが・・・」


神妙な面持ちから、少し含み笑いに変わる。


「いや、聞きたくないな」


と言ってみるが 聞き入れられそうにはない。



「あのね、りっこ、彼氏出来たって」



そんな話だろうと察しはついていた。

そのこと自体は意外と驚かない。


だがここは、はるかにはあえて

オーバーリアクションで返しておく。


「えーーぇ! いやーー、そっかー、はぁーぁ… そうかぁ…」



「残念だったね」



薄く笑いながら 少しも気持ちのこもっていない、なぐさめの言葉をかけられる。

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