表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
101/164

カウントダウン

今年も残すところあと二日となった。


年の瀬のショッピングモールは年越し準備の食料を買い込みにきた家族連れで賑わっている。


フードコートに接する吹き抜けの広場の端では

郵便局の出張販売が机を出している。



年賀状か・・。


今年の1月も、その前の年も、

栗原さんからは年賀状が届いていた。


「今年も畑と飲み会しましょう!」


毎年同じような文面であって、

その畑のグループだから義理として送ってくれているのか、

元々筆マメな性格なのかわからなかったが、

届く年賀状にはこちらからも一応 毎年返していた。



だが先日、ふとした会話の中で はるかからこんな言葉を聞いた

「業務課の女子は年賀状 必ず送るって決まってるんでしょ?」


栗原さん以外の社員からは、届いたり届かなかったりまちまちなので、必ず ということはないだろうが


それならば、異動をした栗原さんからは 今年は送られてはこないのだろうか。

それとも 畑のグループとしての義理で、送られてくるのだろうか。


・・・来たらどう考えるか、・・・来なかったらどう考えるか。


来たら返すのか? 来なかったら、送るのか・・・?



世間ではワイワイとした 年越しへのカウントダウンが、

私にとっては それを考えるタイムリミットが刻々と迫り来るように思えて、年末の気分など味わえやしない。


1週間前にほぼ想像していた通りの、地獄が続いている。


いっそのこと、和歌でも送ろうか。。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
script?guid=onimg.jpg
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ