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ぷろろーぐ2
昔々、あるところに一人の神様がいました。
1日目、神様は世界を作りました。
2日目、神様は退屈でした。
退屈なので、自分を楽しませてくれる「神」をいくらか作りました。
3日目、神様は「神」と遊びました。
ですが、神様は満足しませんでした。
4日目、神様は「神」を使って「竜」を作らせました。
神様は退屈でたまりませんでした。
5日目、神様は「竜」とあそび…
(※本文が長い為中略いたします)
…それからいくらか経っても、神様はちっとも満足しませんでした。
「精霊」も「生物」も「機械人形」も…
そこで、自分は自分の満足できるものを作れないとしりました。
そうして神様は言いました。
「作れないのなら、連れてこればいいじゃない♪」
(あるかもしれない異世界のお話 丸川書店)