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スライムの復讐  作者: シエラ
一章
8/39

ブクマ、評価していただいた方!ありがとうございます!


4/4改稿


そのままとりとめのない会話をする。そこでちょうどいいと思いシーナに聞いてみる。


「そういえばシーナ。王都で毎年開催されるっていう建国祭って今年はいつ開催されるか知ってるか?」

「建国祭ですか?いつも中緑の月の末と決まってますから今月の末だったと思いますけど……」


季節の分け方や日の数え方など昔は地域ごとでバラバラだったが勇者が王様になった後、1年を12分割し青・緑・赤・白をそれぞれ上○中○下○と三つに分け、週も7分割の闇・火・水・木・風・地・光と今の基準で統一された。


(今が中緑の月になったばかりだからあと丸ひと月もないのか……)


「あと武術大会みたいなものもあるって聞いたんだが出場方法とか誰が出るかとか知っているか?」

「んー、たしか大会の前々日に受付が行われてその翌日に予選が開催されるって聞いたことがあります。シード権がある人以外はその予選を突破すると大会本線に出場できたと思いますよ!だから誰が出場するかは直前にならないと分からないと思いますけども……何か気になることがあるんですか?」

「あぁ、ちょっとな……」


(昨日おっさんは出場するかもって言ってたが予選とかあるのかよ……。酔っぱらいの話はあてにならないな)


「何かわかりませんがもしよければシード権のある出場者など調べてみましょうか?」

「え、いいのか?」

「はい!その代わりと言っては何ですけど…大会以外の間建国祭を一緒に回りませんか?友達なんですし!」


もじもじしながらシーナが言ってくる。


(一緒に回るだけで調べてくれるならいいか)


「まぁ俺でよければそのくらい付き合うよ」

「ほんとですか!?約束ですよ!」


シーナがひまわりのような笑顔になり顔が近づいたことでつい見惚れる。

レーナと似ているとはいえ、他の女性に対して見惚れてしまった罪悪感で顔を逸らしながらついぶっきら棒に答えてしまう。


「じゃあ任せたからな」

「はい!任せてください!」


そういって得意げに胸を張るなど一つ一つの行動もレーナと被る。殺されたとはいえ好きだった女性が亡くなってすぐにいくら似ているとはいえ他の女性に目移りしている自分に嫌になる。これ以上いたらだめだと思い、店を後にするべく立ち上がる。


「長居して悪かったな。親父さんにもお礼伝えといてくれ」

「はい!伝え忘れてましたが朝は鐘5つまで営業してますからまた来てくださいね!」

「ああ、今度はちゃんと開いてるときに食べにくるよ。ありがとう」


そういって隣の羊亭を後にする。


(ついつい長居してしまったな……)


どうやら思いのほか長くいたのか日もだいぶ上に上ってきていた。しかし建国祭の日や出場者を調べてもらうなど十分な成果を得ることが出来た。


(しかしシーナとはもう少し距離を空けるべきか……)


レーナに似ているとはいえ、シーナとレーナは別人だ。例え情報を調べてもらうためとはいえレーナがずっと好きだったのにこうもすぐに他の女性と2人で出かける約束をしてしまったことに自己嫌悪に陥る。しかし、あの裏がなさそうで無邪気な顔を見ているとどうしても断れない。それにどこか別の懐かしい気持ちと申し訳ない気持ちもあり、拒むことも出来ない。

ただの友達だからと自分に言い聞かせながらあまり考えないようにして他のことを考える。


建国祭にクリス達が出ると考えると猶予はあとひと月。スキルがあるとはいえ、猶予が短いことに少し不安になる。


(ネガティブに考えるよりもまずはダンジョンでどれくらいレベルが上がるか試してみないとな)


その為にも周辺にどんなダンジョンがあるかの情報収集も兼ねて近くにあったポーションなどを売っているお店に入る。


「いらっしゃいませ~」


何ともやる気のなさそうでいていかにも魔術師といった風貌の女性が出迎えてくれる。


「すまない、体力と魔力の回復ポーションそれぞれ5本くれないか?」

「はいよ~、じゃあ体力の方が1本銀貨2枚、魔力の方は1本銀貨3枚で計銀貨25枚だよ~」


そういわれおっさんからもらった財布を開く。中には銀貨がそれぞれ42枚、18枚、26枚と入っていた為銀貨25枚を渡す。女性がポーションの準備をしているところで聞いてみる。


「最近王都に来たばっかりで周辺のダンジョンについて詳しくないんだが何か情報はないか?」

「ダンジョンね~、ウチでも冒険者ギルドが発行している地図売ってるから買ってくかい?銀貨10枚だよ~」

「じゃあ地図も頼む」


本当にあるとは思わなくてビックリするが財布から銀貨10枚取り出し渡す。丁度ポーションの準備もできたのかポーションと机から地図を取り出して渡してくれたので二言三言挨拶をしてお店を後にする。

 お店から少し歩いて路地に入ったところで早速地図の中を確認する。

地図には王都を中心とした周辺地図が書かれており、ダンジョンの場所と名前、推奨レベルなど細かく記されていた。今の俺のレベルは134。少し今のレベルよりも低い推奨レベル100くらいのダンジョンに行こうかと地図で探すと東門から出て歩いて行ける距離に『雪景の洞窟』という推奨レベル100のダンジョンがあった。

時間的にも昼前で行けそうなため、道中串焼きの露店で串を買い小腹を満たしながら東門へ向かう。




貨幣の価値や季節など考えるの大変ですね…


作中の緑・青・赤・白はそれぞれ春・夏・秋・冬の順くらいで考えてください。上中下で分けたのは12通り思いつかなかったからです…すいません…


それとファンタジーの世界の貨幣を日本円で表すのなんて無粋かもしれないですけど一応参考までにここに一枚辺りの設定相場を書いておきます。

貨幣価値は経済とかにも連動するのである程度相場は前後する予定です。(交易とかしないし物語になんら影響ないですけど)


大金貨→200,000円

小金貨→50,000円

銀貨 →2,000円

銅貨 →100円

鉄貨 →5円

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