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スライムの復讐  作者: シエラ
一章
33/39


シェリーから少し離れたところまでダンと移動してから教えを乞う。


「魔法を纏わせれるってことは魔力操作も問題はないんだろ?とりあえずどこでもいいから集めやすいところに集中させてみろ」

「すまん、魔力ってどうやって動かすんだ?」

「…お前本気で言ってんのか?普通に魔法は使えていただろ?」


そういわれても魔法もなんとなくの感覚で使っていた為、分からない。


「…はぁ、なんだかちぐはぐな野郎だな……。まあいい、ちょっと両手を前に出してみな」


言われるがままに両手を前に出すとダンが手を握ってくる。かと思うと不思議だがどことなく魔法を使うときに似たそれでいて普段から微量に感じている感覚が増幅して伝わってくる。


「……分かるか?これがただの魔力だ。感覚はつかめるか?」

「あぁ、やってみる」


何度も魔法を使っていた為、感覚が分かればなんとかなりそうだ。

魔法を使うときに似たさっき感じた感覚を元に全身に魔力を巡らせる。


「……こんな感じか?」

「魔法を使ってただけあって呑み込みが早いな……魔力もそこまで無駄に溢れてねぇしこれなら教えることも少なくて済みそうだな」


目を凝らしながらそうこぼす。


「じゃあそのまま全身に巡ってる魔力を用途に合わせて集める場所を変えればいろいろ役に立つ。そうだなぁ、お前は剣を使うんだし手と足への比率を上げてみな」

「わかった」


言われるがままに魔力を手と足に集中させる。


「そんな感じでいい。それとこれをやる時は注意しないといけないことがあってなっ!」


ダンが説明してくれていると思ったらいきなり鳩尾に殴り掛かってくる。

警戒していなかったこともあり、もろに食らう。


「うぐっ、てぇなぁ!」


反射で魔力を纏わせた手のまま腕を振るうもダンは笑いながら簡単に避ける。


「ハハハ、わりぃな!何事も経験したほうが早いと思ってよ!軽く殴っただけだが魔力を集めてないとかなり効くだろ?魔力を何も意識してない状態なら全身に少量の魔力が均等に回っているが意識してどこかにすべて集めていると体の魔力が無くなってダメージも増えるってわけよ。だからどこかに魔力を集めるにしても戦闘中とかはある程度体にも残しておくといいぜ」

「だからって何も殴らなくったっていいだろうが…よっ!」


早速さっき教えてもらった魔力操作を元に魔力を動かしながら殴り掛かるも笑いながら難なく躱され転がされる。


「俺も習った時に同じことをされたから俺もやってみたくてよ!それにしても魔力操作が形になってきたな!でもまだまだあめぇぞっ!」

「くそったれが!」


そのまま試行錯誤しながら何度も殴り掛かる。途中途中、目にも魔力を集めろだとか細かに指摘をしてくれる。目に集めれば動体視力も上がる。手や足に集める比率などもスパルタながら教えてくれる。


途中からシェリーも昼寝から起きて色々アドバイスやけがの治療をしてくれるようになったがそれでも最後までダンに仕返すことが敵わずに陽が暮れる。


「まぁこれくらいできるようになればあとはお前一人でも問題ないだろうな。日も暮れかけてるしそろそろ切り上げようや」

「はぁ…はぁ……まだ…一発くらわしてねぇ…」

「ちっ、めんどくせぇ…な!」


ダンがそういったかと思うといきなり目の前から姿が消え、急に目の前が真っ暗になる…。



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