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スライムの復讐  作者: シエラ
一章
28/39

評価して頂いた方、見て頂いた方々ありがとうございます!


4/5改稿


テンションそのままにダンジョンボスの部屋に入ると広い空間が広がっていた。

もちろん横にも広がっているが縦にも広がっており、三層目のはずだが一層目と同じような景色が広がっている。

唯一違う点としたら少し遠いところに上半身が鷲の顔と翼で下半身が馬のような見た目をしたモンスターがこちらをみてきていることである。


「グリフォン……?いやヒッポグリフか」


暫し、お互いに動かずに見つめ合っていると背後で扉が閉まる音がした。音に気を取られそちらを振り向くと入ってきた扉が閉まっていた。

それを確認して再度ヒッポグリフがいた位置を見ると既にヒッポグリフはどこにもいない。


「いったいこの短時間で何処に……っ!」


辺りを見回してヒッポグリフが何処に行ったかを確認しようとするも見当たらない。

しかし、第六感とでも言うべきか。このままこの場所にいたら危ないと感じてすぐに横に飛ぶとさっきまで自分がいた場所から岩が降ってきたかのような衝撃と音が聞こえてくる。

受け身を取りつつ、体制を立て直して衝撃と音がした方を振り向くとヒッポグリフがそこにおり、さっきまで自分が立っていた場所には小さなクレーターが出来ていて、背筋に冷たいものが伝う。


(あっぶねぇ、あのままいたら今頃死んでいたかもしれねーな。それと…思いの外デケェ……)


さっきまでは距離があり、ヒッポグリフのサイズがはっきりとわからなかったが今目の前にしてヒッポグリフの大きさにビックリする。当たり前だが自分の身長を遊に超えており、大の大人8人でも足るかと感じてしまう大きさをしている。

そんなことを思っている間にもヒッポグリフは上体を起こして爪でこちらを攻撃するべく振り下ろしてくる。

それを直剣で往なしつつ、ヒッポグリフから距離を取ろうとするも連続で爪やクチバシなどで攻撃してきてなかなか間合いが取れない。


「こっんの!しつけぇ!」


そういいながらヒッポグリフに雷魔法を放つことでようやく間合いがとれた。

特に何も考えずとりあえず間合いを取ったが俺もヒッポグリフも互いに動かずにまた見つめ合う。グリフォンなどに比べて気性が荒くないからかもしれないがその間にどう攻めるかを考える。


(あの地面の跡を見る限り、パワーが凄いんだろうがさっきの攻撃から見てスピードもある。あまり距離を取りすぎると最初みたいに翼で飛んでくるかもしれないからあまり距離を取りすぎるのも得策ではないか…。)


そう考えて雷を足に纏わせてヒッポグリフに力の限り直剣を振り下ろす。

さっきまでは雷を纏わせずにあえて移動していた為、いきなりスピードが上がったことで対応できないだろうと思っていたが案の定ヒッポグリフも反応が間に合わなかったのかあまり硬くなさそうな首に斬りかかることが出来たが思いのほか体表は硬く、深く斬ることが出来ず、致命傷を与えられるほどのダメージを与えることが出来なかった。


「くそ!やっぱり一筋縄ではいかねーか」


追撃をしようとヒッポグリフに再度斬りかかろうとするも、先ほど斬りかかったことによりヒッポグリフも本気になったのか斬りかかるよりも先に向こうからの攻撃がやってくる。

それを直剣で往なそうとするもさっきよりもヒッポグリフの力が強く、大きく直剣が逸らされてしまい、隙が出来たところでヒッポグリフからの追撃が来る。

直撃するのはまずい。体を必死に動かして直剣で塞ごうとするも間に合わない。何とか腕を間に差し込むことにより体で攻撃をもろに受けずに済んだが後ろに大きく飛ばされて岩に背中を打ち付ける。


「ぐはっ」


背中を岩にたたきつけられた衝撃により一瞬呼吸が出来なくなる。

それでも何とか意識を失わずに済んだが腕で攻撃を防いだためか骨が折れており、動かすことが出来ない。そんな瀕死に見える状態の為か、ヒッポグリフもすぐに止めを刺すべく追撃をしてくることなくゆっくりとこちらに近づいてくる。ヒッポグリフが一歩ずつ近づいてくるたびに死が近づいているような錯覚を覚えるがそれと同時に周りの光景もゆっくりに見え思考が鮮明になる。


(やばい、何とか切り抜けないとこのままだと死ぬ!考えろ考えろ……攻撃や防御するにしても腕が治らないと…!)


そこで一つ思いついたことがあったため試すべく行動する。

丁度ヒッポグリフもこちらが瀕死とみて慢心しているのかゆっくりとしか近づいてこない。


まだ使ったことがないが前回のハイトロールを吸収したことで変身すると超再生を使うことが出来る。こちらの見た目も変わることがないため、そのまま瀕死の振りをしたままハイトロールへと擬態して超再生を使う。

するとさっきまでは動かなかった腕の痛みも少しづつなくなり、まだ痛みや違和感があるがある程度指も動くようになってきた。MPを残しておかないといけない為、完全に治癒することが出来なかったがこれでまだ戦うことが出来る。

準備が整ったところでヒッポグリフも近くまで来ている。そして丁度爪を振りかぶった瞬間を狙って近くに落ちている直剣を拾って怪力のスキルも使いつつ雷を剣に纏わせて力の限りさっき斬りつけた場所と同じ場所を寸分たがわず斬りつける。

スキルによるステータス上昇と魔法のおかげで今度こそ深く斬りこんだ感覚が指に伝わる。そして後ろで巨体が倒れる音がする。



前書きでも書きましたが評価して頂いた方並びにひと月ぶりの更新なのに見て頂いた多数の方々に改めてお礼申し上げます(*ᴗˬᴗ)⁾ペコリ



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