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僕には、人に言えない秘密がある。  作者: ねこた まこと


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13/21

休み明けテスト


今日から 二学期。僕は、登校日以来、約2週間ぶりに、制服 丸襟のブラウスと紺のプリーツスカートに着替えた。


今日は始業式の後、テストがあるんだよね。中間や期末だけでも面倒くさいのにさ、夏休み明けにまで、わざわざテストしなくてもいいと思わない?

まぁ出題範囲は、夏休みの宿題からなんだけど、二学期の成績にも反映されるらしい。

 学校へ行くと どことなくピリピリしてる。当然だけど、夏休み中の出来事を楽しく話すって雰囲気じゃないな。

 そんな中、この世の終わりのような悲壮感を漂わせてる女子生徒が一人。言うまでもない、唯花だ。

 僕を見ても、『この世の終わりよー』

と言わんばかりの顔だ。



「 お早う ミズキ 勉強した?」

「まあ 一応やった。宿題を 見直すぐらいだけど」

「私は、それどころじゃなかったわよ! 宿題ためこんだ弟どものせいで、昨日まで 宿題手伝わされたのよ〜」

「大変だったね。でも、まだ少し時間あるから、宿題見直せば」

「そうね!人間最後まで、諦めない事が大事よね!」


 と、唯花は、猛然と夏休みの宿題で出された問題集やプリントの束を、めくり始めたのだった。



―――


「初め」

先生の合図と共に問題用紙が捲られる。


「これって」


 思わず声に出しちゃったけど、テスト中だった。どっかで見た事のある問題だよ。あっこれも。なんだ、楽勝じゃない。唯花も多分大丈夫だよ。



 放課後、唯花と帰りながら今日のテストについて話していた。

「 テストの問題さ、 問題集やプリントまんまだったね」

「 うん 池谷(いけがや)先生の宿題真面目にやってたら 出来るって本当だったね」

「焦って損したじゃない」

「でもさ、友達の丸写しとかして なおかつ勉強してなかったら キツイよね テスト 夏休み遊び呆けてちゃダメって事だね」

「 それは、そうかも。学校もそこ狙ってるのかね?」

「さあ? 」

学校の狙いはともかく、宿題は真面目にやるのは、大切なんだね。 




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