優しくなれたら
雨の降る日も 風の吹く日も
見守る空は 私たちの上
古い時計の 刻む音も
僕らの背中 後押ししてくれる
心から求めあえずに 傷つけて
泣いたりもしたり 悲しませたり
暗い夜空に 輝いてる 星屑がずっと
僕らの明日を照らしてくれる
のぼりゆく 新しい一日の朝陽こそ 傷を癒してくれる
君の声が 優しくなれたら
空へ飛んでいく 紙飛行機が
君からあなたの掌に
言葉だけでは伝わらない
その気持ちと心を込めたら
歩き疲れ 俯いていた
自分自身の 影絵に気づき 顔をあげたら
瞬く星空に 描かれた 未来地図は明日へ
僕らをずっと導いてくれる
陽射しの射す 次の日には 限りなく広がる
希望の道が遠くへ 果てしなく延びている
体から 優しくなれたら
誰にも触れられず 涙をこぼした日々も
誰にも気づかれず 自分を責めた日も
今 煌めいていく 笑顔へと
一歩ずつ 近づいていけるんだ 鼻歌まじりで
空の片隅に 眠る みんなの横顔は 綺麗なままで
知らない内に 手をつないでいる
雲に隠れた 太陽が顔を覗かせて
無限大の未来へ 僕らは歩き出せるよ
一日を愛してあげたら
もう一度 優しくなれたら
世界中を 巡りゆく心で