表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
2/7

出会い

公園に行った俊。そこで出会ったひとは・・・・

「あ、あの。隣座ってもいいですか・・?」

 僕は緊張しすぎていて話しかける前に相手の顔を見ていなかった。僕は相手の顔を見る。そこで僕が目にしたのは、僕と同い年くらいの女の子だった。

「ええ。いいですよ。」

 あれ、意外と優しいもんだ。僕の同い年の女子のイメージは”イケメンにしか興味なくて、僕みたいな帰宅部には隣に座られたくもないと思ってる”と、そんなとこだった。

「あ、ありがとうございます・・!」

 まずい、変に力が入って入った。ああ、絶対きもいって思われたわ。

 そんなことを思いながら15分くらい静かな時が流れた。僕にはこの空気が耐えられなかった。そりゃ話すのは苦手さ。それでも、この空気よりはましだ。そんなことを心の中の僕と話した。会議の結果、相手に話しかけることに決定。よし、気合をいれろ!

「あの、この公園にはよく来るんですか?」

 明らかに盛り上がる要素のない質問をしてしまったと、言い終わってから後悔する。でも、これが僕の精一杯なんだ。勘弁してくれ。

「はい。よくこのベンチに座ってますよ。あなたは良く来るんですか?」

 おお!話をつないでくれたぞ!おっと、感動してる場合じゃない。返事をしなきゃ。

「いや、実は今日が初めてで。普段、あんまり家から出ないんです。」

 あ、またきもいこと言った。何やってんだ俺。ん?なんでさっきまで僕ってよんでて、いきなり俺に変わるかって?そんなのは適当だよ。使い分けてるんだ。そんなことより、僕は今大失態をおかした。引きこもり発言をしたのだ。

 でも、返って来た返事は予想だにしないものだった。

「そうなんですね。私と一緒だ。まあ、私の場合は家じゃないんですけどね。」

 ん?家じゃない?家以外にどこかあるのか?僕には見当がつかなかった。          つづく。

家ではなくどこなのでしょうか?

それは明日、明らかになります!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ