プロローグ
こんにちは、こんばんは。聖夜です。
初投稿ですが、よろしくお願いします。
僕はどこにでもいる高校生だ。朝6時半に起きて7時には大慌てで家を出る。学校ではそれなりの授業態度で過ごし、休み時間には友達とくだらない話をしている。部活には入っていない。要するに帰宅部ってヤツだ。帰宅部ってだけでたまに馬鹿にされるけど、僕は気にしない。家に帰って何が悪い。
これからお話しすることは、そんな僕の一生忘れられない思い出の話・・・
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僕はその日すごい気分が良かった。なんでかって?そんなの僕にも分からない。みんなにもそんな日はないかな?なんか知らないけど気分が良い日。そう、まさにあの日がそうだったんだ。
僕は家に帰ってから基本外には一歩も出ない。そんなの帰宅部の基本だろ?でも、あの日だけは外に出た。
とは言っても無計画に外に出たから正直暇だった。
「しょうがない公園に行くか。」
理由も無く公園に行ったんだ。ベンチにでも座ろうと思ってた。でも、運の悪いことにどのベンチも空いてなかったんだ。
「まじかよ・・いい加減立ち疲れたんだけど。仕方ない。座ってる人に声かけて隣座らせてもらお。」
一番近いベンチの方に向かった。とても言いにくいことだけど、僕はあまり人と話すのが得意な方ではない。もちろん緊張する。
「あ、あの。隣座ってもいいですか・・?」
この時の僕はまだしらない。次の瞬間、運命的な出逢いをすることを・・・
プロローグ、いかがでしたでしょうか。
これから彼のお話しが始まります。