あなたに会えて幸せでした。
あなたにあえて幸せでした。
君のプロフィールは、そんな言葉が書かれていた。
まるで、別れを告げるような言葉。
そして送られてきていたメッセージ。
やっほー
もうあそべんわ
親に別れろって言われた。
急に送られてきていた、ことば。
胸に、突き刺さった。
そして、プロフは過去形のことば。
幸せ『でした』
そんな、なんで?なんか、君が死んじゃうみたいじゃん。
ちょっと笑った。
けど、すぐに涙が出てきた。
なんで、いつも君は厳しい言葉をかけ続けられてしまうの?
全部、いつも、私のせいだった。
お別れなんて嫌だ。だけど、私のせいで君が悲しむのはもっと嫌なの。
君に嫌な役はやらせないよ。
別れようか。
嘘の笑顔を張り付けて、君にさよならを告げよう。
そしたら君は、私を嫌って幸せになれるかな?