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天然☆彡少女  作者: 櫻木サヱ
夜空に散る小さな羽
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羽ばたく勇気、胸に刻む絆

朝の森を抜け、仲間たちは小さな丘の上にたどり着いた。

風がそよぎ、草の香りがふんわりと漂う。

天然少女のほのかはルゥを肩に乗せ、胸の奥で少し高鳴る気持ちを感じながら周囲を見渡す。


「ここで最後の試練……かもね」

美桜が静かに呟き、空を見上げる。

「うん、でもみんながいれば大丈夫」

ほのかは小さく微笑み、ルゥの光をそっと握る。


リナは冷静に丘の周囲を見渡し、潜む影の位置を確認する。

晴翔は端末で情報を分析し、仲間たちに指示を出す。

天然少女の心は少し緊張するけれど、仲間たちと一緒なら怖くない――

そんな確かな思いが胸に広がっていた。


丘の頂上で、森の影が動いた。

「来た……!」

美桜が風の魔法を展開し、リナが位置を調整、晴翔がデータを伝える。


ほのかは肩で羽をふわりと震わせ、ルゥの光とリンクさせる。

小さな光の羽が森の空気を切り裂き、シャドウに向かって飛ぶ。


「行くよ!」

天然少女の勇気が光となり、仲間たちの力と重なってシャドウを包み込む。

光の羽が触れた瞬間、シャドウは静かに消え、丘の上に平穏が戻った。


「できた……!」

仲間たちは安堵の笑顔を交わす。

ほのかも小さな胸をなで下ろし、ルゥの光に頷く。

天然少女の勇気が仲間たちに伝わり、胸に刻まれた絆となった瞬間だった。


丘の上から見下ろす森は、朝日に照らされて淡い光に包まれる。

「ふふ、今日も無事だったね」

美桜が微笑むと、リナも晴翔も穏やかに頷く。


ほのかは深呼吸し、小さな決意を心に抱く。

「私、もっと強くなる……仲間と一緒に」

ルゥの光が肩でふわりと震え、応える。


影と光の狭間で、天然少女と仲間たちの絆は確かに育まれていた。

羽ばたく光は森の空気を柔らかく染め、今日も未来への一歩を導く――

天然ほのかの勇気と仲間たちの信頼が、森に静かな希望を落としていった。


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