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天然☆彡少女  作者: 櫻木サヱ
春風の中、ほのかの揺れる光
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ふわふわの羽、心の距離をつなぐ

夜の校庭、春風が樹々をそっと揺らす。

ほのかはルゥを肩に乗せ、ベンチに腰掛けていた。

ふわふわとした光の羽が、二人の周りで静かに舞う。


「ルゥ……今日もいろいろあったけど、なんだか楽しかったね」

「うん、ほのかがいるから、どんな夜でも安心できるよ」

天然少女のほのかは、ちょっと照れくさそうに微笑む。


遠くで、クラスメイトの美桜がベンチに座り、静かにこちらを見ていた。

「ほのか……ありがとう、今日も助けてくれて」

「え……私?あ、うん……でも天然だから偶然かも……」

「ふふ、偶然なんかじゃないよ」


光の羽がふわりと三人を包む。

ほのかは胸の奥でじんわり温かいものを感じる。

天然でも、ドジでも、自分の光で誰かの心に触れることができる――

そんな小さな奇跡が、三人の距離をぐっと縮めた。


「ねぇ、これからも一緒に……」

ほのかの言葉に、美桜もルゥも微笑みながら頷く。

「うん、ずっと一緒だよ」

「私も!」


ふわふわの光が舞い、夜風に揺れる髪や制服が柔らかく光る。

小さな勇気と優しさが、三人の心をつなぎ、静かに世界を照らす。


天然少女の光――それは、日常の中でこそ輝き、誰かの心をそっと包む魔法だった。


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