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天然☆彡少女  作者: 櫻木サヱ
春風の中、ほのかの揺れる光
23/49

夕暮れのベンチ、2人の小さな約束

夕暮れの校庭、オレンジ色の光が芝生を染める。

ほのかはいつものベンチに座り、ルゥを肩に乗せながら空を見上げた。


「ねぇ、ルゥ……今日もいろいろあったね」

「うん、でもほのかは無事だった。それが一番大事だよ」

天然少女のほのかは、ふわっと笑みを浮かべる。


その時、クラスメイトの美桜がそっと隣に座った。

「ほのか……今日も元気そうね」

「うん、ありがとう……でも少しドジっちゃったかも」

「ふふ、そんなほのかだからこそ、みんな助けられてるのよ」


夕暮れの光が二人を優しく包む。

ほのかは胸の奥で小さな温かさを感じた。

天然な自分でも、誰かの心に光を届けられる――

そんな実感が、ふわりと胸に広がる。


「ねぇ、美桜、これからも一緒に秘密を守ってくれる?」

美桜は微笑み、ゆっくりと頷く。

「もちろん。ほのかの光を、私も見守る」


ほのかは手を差し伸べ、ルゥの光の羽がふわりと応える。

小さな約束が、夕暮れの空に溶けていく。

天然少女の優しい魔法は、今日もそっと世界を照らしていた──。

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