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第6話解決編~オンナノコノムズカシサ~

これは解決編です。先に前の話の問題編を読んでください。

いやー・・・・・まいったね。まさか生涯で女の子2人と遊ぶことになろうとは。しかも男は僕1人。どうだ男子諸君、羨ましいだろ。・・・・・・・・・・・・・・・僕の心は折れそうです・・・。


「あらあら、どうしたのかしら?『推測屋』さん。ご飯を食べましょう」

「そうよ、べ、別にあんたに食べてほしくて言ってるわけじゃないんだからねっ!」

「はぁ、いただきます」


まぁ、こんな感じだ。これで一応、全員初対面なんだぜ。『甘宇治』さんなんてツンデレ大安売りだし。あれは普通気になる異性に対して言うものじゃないのだろうか。初対面の僕に言ったって、ただいちいちニュアンスが変わるだけである。


「あ、えっと僕のことは本当の名前の新野双芽しんのふためで呼んでください」

「私たちに本当の名前を教えていいのかしら?」

「そうよ、オフ会で犯罪とかもおこるんだから。心配して言ってるわけじゃないのよ!」

「一応、僕、推測屋という探偵みたいなことしてるんで、逆に名前覚えてもらったほうが仕事的にいいんですよね」


これは本当のことだ。そんな美少女に本当の名前で呼んでもらいたいなんていう邪な考えなんて微塵もないといえば嘘になるな。


「その年齢で大変ですわね。何か困ったら相談することにしますわ」


にっこりと笑顔で言ってくれる『マナ』さん。癒されるなー・・・・。


「そこまで言うんだったら相談してあげてもいいけど・・・」


頬を赤く染めて言う『甘宇治』さん。まだ僕は何も言ってないはずだけど。でもその照れる仕草は可愛いと思わせる何かがあった。


「はい、どんなことでもやりますよ!」


僕は2人に今日のために用意しといた名刺を渡す。真琴に作ってもらったのだ。浮かれてるとかセクハラとか言われ続けながらね。途中でマジ泣きしようかと思った。


「では双芽さん、私の本名は岩城涼香いわしろすずかですわ。よろしく」

「あたしは咲野火口さきのひぐち。よろしく」

「えっと、岩城さんに咲野さんですね。よろしく」

「名前でいいですわよ。もう私はもう名前で呼ばせてもらってますし」

「あたしも名前でいいわよ。さんとかちゃんとかつけないで。呼び捨てでいいわ」

「わ、私も呼び捨てで!」


岩城さん・・・じゃなくて涼香は何を焦っているのだろう。声を荒げるほどのことでもないと思うんだけど。


「分かりました。涼香に火口ですね」

「「敬語もだめ!|(ですわ!)」」

「はい・・・・・・・・・・・・・・・じゃなくてうん・・・・・」


まだ会ったばかりなのに、何もしてないのに体はかなり疲れていた。仲良くはなれたよね。うん。





そんなこんなで昼食を終え、今は道を歩いている。女の子2人に挟まれて。これは羨ましい構図だろうが、そんな甘いもんじゃない。こんなのただ緊張するだけだ。もうほんとに疲れた。


「2人はどこか行きたいところある?」

「「名前で呼んでくれないと嫌!|(ですわ!)」」

「す、涼香と火口はどこか行きたいところある?」

「「双芽(さん)の行きたいところ」」


僕に死ねというのだろうか。僕は女の子の喜びそうなところをまったくもって知らない。そんな経験なんてあるはずないだろう。早く帰りたい衝動に襲われる。


「じゃあ、とりあえずデパートにでも行こうか」

「「はい!」」


もうどうにでもなれよ。僕は自分の運命だと思い、諦めた。





「双芽さん、これ似合いますか?」

「あぁ、とっても似合ってるよ」

「双芽!あ、あたしのはど、どう?」

「うん、似合ってる。可愛いよ」


現在デパートの洋服売り場にきている。女の子はそういうのが好きだと聞いたことがあるからな。


「双芽さん、この服ボタンのかわりに磁石でとめられますよ」

「お、ほんとだ。すげぇ磁力だな」

「双芽、このズボン、チャックのかわりに磁石でとめられるわよ」

「それはどうなんだろうか!磁石じゃ社会の窓がわりにはならなくない!?」


僕らは楽しんでいた。僕も自然と彼女たちの笑顔にひかれていたんだ。





体格のいいゴツイ男と背の低いやせた男がいた。


「特別な銃の準備はできたか?」

「はい、できました!兄貴、これを使ってください」

「これが・・・・改良に改良を重ねた銃・・・いいじゃねぇか」

「今度も成功させましょう!」

「あぁ・・・・・くくっ」





現在僕らは休憩中だ。店内のイスに座ってジュースを飲んでいる。近くにゲームセンターがあるのか少し音がする。


「今日は楽しかったですわ。ありがとうございました」

「あ、あたしも満足したわ。べ、別にあんたのおかげなわけじゃないんだからねっ!」

「そんな、僕の方こそ楽しかったよ」


火口のツンデレ口調にも慣れてきたとき、別れの時間がせまってきていた。まぁ、疲れたし帰ろうかと思った時・・・・・


「少しそこらへんを見てきますわ」

「あたしも」

「それなら僕もついていった方が・・・・」

「「デリカシー」」

「え!?」


そう言って、彼女らは2人で行ってしまった。なんかよくわからんが、まぁ、きっとすぐ帰ってくるだろう。





あれから1時間。まだ帰ってこない。いくらなんでも遅すぎないか・・・。やむをえず、店員に聞いてみることにした。


「あぁ、その子たちならトイレに入ってったよ」

「そうですか、ありがとうございます」


トイレに行きたかったのか。だからあのときデリカシーといったんだな。でも女子のトイレは1時間もかかるのか・・・・?それを店員に聞くと警察に捕まりそうなので聞くわけがないが。そのとき・・・


「さっさと金をだせぇ!!!!!」

「!!!」


野太い男の声がきこえた!今のは・・・・・宝石店の近くか!!!僕はゲーセンの近くの宝石店へと急いだ。





「さぁ!さっさと金をだせぇ!!」

「この子たちがどうなってもいいのかぁ!!!」


ようやくついた。しかし・・・・・・・・・・・・。


「涼香に火口・・・・・・・・!」


涼香と火口が人質にとられていた。うそだろ・・・・ちっ!なんとかして助けないと!しかし強盗犯の手には拳銃・・・・。ただ行ったって撃たれるだけか・・・・・。


「この銃は先端に強力な磁石がついていてな・・・こいつが弾に磁力を持たせ、金属を持っているやつには必ずあたるという仕組みになっているんだよ!!!」

「さーて・・・この中で、金属をつけているのは何人いるかな・・・・従業員さん」


しかも必ずあたる銃だって!涼香と火口は確かアクセサリーをつけていたはず・・・どうすれば・・。


「そうだ・・・・・」


僕はきづいてその場から離れた!急げ!時間はない!!!!





「さぁ、もうそろそろ逃げるか」

「そうですね。兄貴、こいつらどうしましょう?」

「かまわん。ぶちぬけ」

「くっ・・・・・双芽さん・・・・・・・・」

「助け・・・・・・て・・・・」


「任せろ」


「「「「!!」」」」


へへっ!4人とも驚いてるな。まったく、僕が助けにきたことがそんなに不思議なのかよ。今の僕はメガネをかけた、推測モードになっている。


「誰だ!てめぇ、風穴あけるぞ!!!」

「それは銃が撃てるやつが言うもんだぜ」

「なめてやがんのか!死ね!!!」


そう、僕の推測だとやつらの銃の先端についている弾に磁力をもたせるもの自体も磁石になってるはずなんだ!とてつもなく強力なやつな。だからその穴をふさいでしまえばいい。


「いっけぇええええええええええ!!!!!」


僕はさっき涼香と火口が見せてくれた、ボタンのかわりに磁石でとめる上着とチャックのかわりに磁石でとめるズボンを持ってきていた!!


「なんだと!?」

「あ、兄貴!磁石がちょうどよく弾がでる穴をふさいでいます!!」

「くっくそぉ!!!外れねぇ!強力な磁力なことがここで裏目になるとは!」


「脇役は脇役らしく沈んでろぉおおおおおおおおお!!!」


僕は強盗2人の顔面を思いっきりぶん殴った。強盗はそこで気を失い、起き上がることはなかった。





そして帰り道2人と別れる時・・・・・・


「えっと、ありがとうございました。私たちを助けてくれて」

「ありがと・・・・助かったわ」

「お礼なんていいよ。友達なら当然のことだよ」


僕は対等な感じが好きなのだ。ここで恩なんか気にされたら僕は逆に困る。


「えっとそのお礼なんですけど・・・・・」

「やっぱり助けてもらったしね・・・・・・」

「えぇ!?いやいや、大丈夫だって!僕はそんなことのために助けたんじゃ・・・・」


僕の言葉はここで止まった。なぜなら2人から頬にキスされていたからだ。しかも2人だから両サイド。


「な・・・・・・・・・・・」

「こ、こんなお礼でいいならいくらでもあげれますわ。では・・・・・」

「べ、別にあんたのこと好きなわけじゃないんだからねっ!」


そう言って彼女たちは帰って行った。僕はそのまま立ち尽くすしかなかった。だって今日あったばかりで手もつないでない・・・・・驚きが繋がりすぎてもう何もできなかった。





「ただいまー」

「お帰り・・・・・・・」


百香がとてつもなく不機嫌だった。勘弁してくれ。僕はもうただでさえ疲れているのに。でも・・・今日は百香と何もできなかったからな・・・・。


「百香、一緒にゲームでもするか?」

「いい・・・・・やらない」


不機嫌がなおらない・・・・どうすればいいのだろう・・・・・・・・・。


「ケーキおごろうか?」

「いらない」

「コーヒー入れる?」

「いらない」

「じゃあ、人生ゲームは?」

「やらない」


一体どうすればいいんだ・・・・真琴が「鈍感ですね。」と言っていた。ふざけないでほしい。僕は紳士と呼ばれるほど女の子の気持ちを理解しているんだぞ。


「じゃあ、どうすればいいの?」


僕はたまらず聞いた。


「じゃあ、ちょっと横むいて」


怖い怖い怖い!何する気!?ビンタ!?ビンタなの!?でも従う他ない僕は横をむいた。そして・・・・・・・・・・


頬にキスされた。


世の中はどうなっているんだ。おかしいとしか思えない。


「これで許してあげる。じゃあ、ゲームしよっか」

「意味が分からねぇよ!からかってんの!?」

「さーて、どうでしょうねー」

「社長、鈍感もいいかげんにしてください。」

「なんでお前に怒られなきゃいけねぇんだよ!」


この後、僕は夜8時ぐらいまでゲームに付き合わされた。まぁ、一人暮らしだし、親に怒られることはないんだけどね。宿題が終わってないんだ。もう今度こそ勘弁してほしい。


今日の僕のアンラッキー体の部位占いはぶっちぎりで頬が1位だと思った。

今回どうでしたでしょうか?


なんか女の子成分が足りないと思い、今回の話に至りました。

モテモテ回ですね。


話がうごきだすのはもうそろそろです。

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