表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
2/60

オフィーリアの決心?

そして決心した!


 ……ハリーないわ。


「うん。分かった! 私も両親に伝えておくね! 婚約は早いって。ハリー、良い人が見つかると良いね」


 早くこの場を立ち去りたい! そんな気持ちで言った。


「オフィーリア、分かってくれたい? 物分かりがいいのはオフィーリアの良いところだ」


 ……褒められているの? いや! けなされているんじゃないのかな。でもハリーはよく褒めてくれていたわよね?


 オフィーリアかわいいね、その服。

 オフィーリアはお茶を淹れるのが上手だね。

 オフィーリアの刺繍は美しいね。

 オフィーリアは字が綺麗だね。



 ……って私の容姿に関することは一切褒められていないことに()気がついた!


「オフィーリア、聞いてる?」

「あ、うん。聞いてたよ。両親に説明しにいこう!」


 席を立ち両親の元へ行くと期待をするような眼で迎えられた。


「オフィーリアちゃん、ハリーとの事なんだけど、二人の返事を聞かせてくれる? 二人は仲良しだから悪い話では無いわよね? おばさんもオフィーリアちゃんがうちに来てくれるなら大歓迎だわ」


 ハリーの母親が笑顔で言うけれど、残念ながら答えはNO。


「ハリーと話し合って決めました、」

「まぁ! 決まり? おばさん嬉しいわ!」


 手を握ってくるハリーの母親。ハリーのぐいぐい話を進める悪い癖は母親似かも。


「オフィーリアちゃん、良かったらお父様と呼んでくれても構わないからね!」


 ダンディな笑顔を見せるハリーの父親。ハリーの美男子顔は父親似。恐らくモテたんだろうな……自信ありげだもん。もちろんそんなダンディが選んだハリーの母親も美しい人だ。男爵家出身で恋愛結婚だったそうだ。何回も聞かされたもの。


「フィー、ハリーと婚約するということでいいのか?」


 お父様が言ってきた。そうよね、まだ返事をしていないもの。握られていた手をそっと離して背筋を整え深呼吸してお答えします!



「ハリーとは婚約しません」

 と私は答えた。


「今じゃないので」

 とハリーは答えた。ん?



「そうか、二人で話し合った結果ならそれでいい。親の都合で婚約をさせるのは良く無いね。グレイヴス子爵」

「はぁ。残念ですが仕方ありませんね。オフィーリアちゃんが娘になると思っていたのになぁ……。残念だ」


「フィーは納得しているのね?」


 これは私のお母様からの問い。


「はい。お母様」

「分かったわ。子爵夫人子供たちのことは残念でしたけど、変わらずお付き合いのほどよろしくお願いしますわね」

「えぇ、もちろんですわ!」



 和やか? な話し合いが終わり、皆が分かってくれた。はずだよね。


ありがとうございました。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ