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源流(オリジン)とは?

(5)



 視覚的映像を与えた方が、「Art(アート)」の源流(オリジン)への理解を助ける上では良いかもしれない。


 何に対する理解か?となれば、

 それは、勿論


――「Art(アート)」の源流(オリジン)である。


 源流、それに辿り着くために映像を与えたい。

 それは別段特別な映像ではない。皆さんは小説家ダン・ブラウン氏が書いた小説の映画『da Vinciコード』を知っているだろうか?


 もし知っている方がいれば映画のエンディングで主人公ラングドン教授が髭を剃る際、誤って身肉を切り、それが血潮の一滴となり、白い陶器の洗面台を流れ落ちてく場面を思い出して貰いたい。


 思い出して貰えば、源流と言うのは小さな流れであり、正に血の香りが漂うものであると認識させてくれるし、事実、ラングドン教授は小説の根底に在る隠された真実に彼自身の想像力と共に辿り着く。


 随筆(エッセイ)もまたそうした真実にたどり着く方法として文脈の流れに任せたままを物事を掴むという事では適切かもしれないが、今はそうした論理よりも「Art(アート)」の源流(オリジン)である。


 つまり源流(オリジン)とは小さな流れであり、「始点(ビギニング・ポイント)」ではない。常に流れているのだが、それを歴史と捉えればある時期における「時間」を指す。


 「Art(アート)」の源流(オリジン)と何かといえば、「時間」という流れが固定された(ロッド)が固まったボビンと言いたい。


 つまり前述の映画『da Vinciコード』を例えるなら、血潮が陶器の上を流れたあの流れが固定した時間と言いたい。


 それは地球上のある部分で起き、それが「Art(アート)」の源流(オリジン)になり、現代迄繋がっている。


 ではそれはいつ、誰が起こしたのか。


 答えは地球上のあらゆる文字と思想に対して、史上の先手を打ったホモ・サピエンスと言えるだろう。


それはどこか?

 

 言わずと知れず、

 古き小さなヨーロッパである。


 そしてそれ以外の世界が「外輪郭世界(アウトサイダー)」である。










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