サピエンス科学(サイエンス)
(29)
改めて『サピエンス科学(Sapiens Science)』と「ホモ・サピエンスとしての個体認識する意識」と言う2つの言葉をデジタル画面に書き示す。
そして其処に「Art」という単語を持ち出すと、ラテン語で「技術」「技能」「職人技」を意味する語源の「ars」が心中に浮かぶ。
その本意は「作用させる」と言うことだと言うことは理解できるので、随筆家は本意をゆっくり噛み砕く。そして噛み砕けば、やがてそれらはパラパラと沈殿し、自身の思考の底に溜まる。
2つの言葉を「Art」が繋ぐ。
その繋ぎを思考の底から手繰り寄せて行くように「Art」を考えれば、ーー「Art」とは「ホモ・サピエンスとしての個体認識する意識」に作用させた「Art」であり、その作用させた「Art」を研究する学問が、随筆家自身が導く『サピエンス科学(Sapiens Science)』と導かれる。
もし、ここ迄、飽きなく読んで頂いた読者の方は、ボビンが「Art」そして「外輪郭世界」がボビンに絡みつく糸、その二つで形成されているのが「ホモ・サピエンスとしての個体認識する意識」なのだという想像力を現実に感じ、そしてしっかりとアウトサイダーに存在した皆さんを巻き付け、いや引き寄せたのではないかと思うと…、随筆家は「あなた」を「君」を「ホモ・サピエンス」…いや、まだその自信はまだないので、その「領域」もしくはその手前迄、巻き付け引き寄せたのではないかと思いたい。
それは、長く徒然なるまま書き続けた無駄な散文であっても叶えたいと願う「ちっぽけさ」でしか、ないのでしょうが。




