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企業
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ーー「企業」と随筆家は、そう言わなかったか?
どういうことだろう?
企業と言うのは現代資本主義における利益集団であはないか。
そのような集団が何ゆえに前述された「Art」に関わるというのだろうか。
「Art」とは「自らを進化させようとするホモ・サピエンスとしての個体認識する意識である」と随筆家エッセイストは冒頭でそう述べた筈だ。
一体「企業」の何処に、その要素があるというのか。
もし、そのような問いを持たれた「君」や「あなた」がいたならば、それこそ随筆家は、ニヤリとほくそ笑むことだろう。
何故ならば、随筆家は言った筈だ、ーー「Artアート」とは「自らを進化させようとするホモ・サピエンスとしての個体認識する意識である」と。
もし、「君」や「あなた」が企業で勤めているならば、きっと感じたことがある筈だ。
自らもしくはチームが取り組んだ規模の大小にかかわらぬ物事やプロジェクトが、職場や社会、そうしたところに点在した過去の仕組みや有り様を変え、ーー新しい価値観(それは利益かもしれないが)を創造したという感覚に。
まさしくそれこそ「Art」なのであり、そうではないだろうか?
つまり自らを進化させようとするホモ・サピエンスとしての個体認識する意ではないだろうか。




