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砂の城

作者:

白波が打ち寄せる砂浜。

目の前には大海原が広がっている。

その未知が、その無限が、僕は好きだった。


海の広さを想像することは楽しかった。水平線の先には何があるのだろう? 海の底にはなにかが眠っているのだろうか? この先に、宝島があるのかもしれない。子どものころ、砂浜に座ってワクワクしながら考えた。


ある日、僕は砂浜に大きな城を建てた。丸一日かけて作った力作だった。

「こんなにでかいのが、壊れるはずはない」

そう思っていた。


僕は大人になり、海の広さを知った。想像することはしなくなった。

それでも僕は、故郷の砂浜が好きで、帰省するたびに、いつもひとりでここに座る。


白波が打ち寄せる小さな砂浜。

誰かの足跡や砂のオブジェは、風と波がゼロにする。

その飾らなさ、その粗野が、僕は好きなのだ。

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― 新着の感想 ―
[一言] なんだか少し寂しくなりました…。 短い文章でしたが、読めてよかった、って思います。
2017/09/12 20:23 退会済み
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