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俺の彼女が世界最恐の異世界人!?  作者: 黒霧綺月
現実世界
6/51

笑い

俺は、初歩的なミスに気がついた。


それはカリルが一番機にしていたであろうこと、身長である。小柄な人は自分の身体のコンプレックスが強いってのはアニメや、ラノベを見ている俺からすれば分かってて当たり前の事だった。


それを見落としてしまい、あんな事になってしまったらしい。


悠「カリル、さっきはごめんな?」


カリル「.....え?」


悠「だからカリルが一番気にしてる事思ったりして」


カリル「.....分かってくれたなら別にいい」


と、小さな声で言ったあと、


カリル「.....その代わり色々手伝ってくれ」


悠「もちろんいいけど何を手伝えば?」


カリル「.....このメニュー表?の中で1番美味しいのを教えてくれ!」


悠「初めて食べるならハンバーグとかがおすすめかな?ここのハンバーグはかなり美味しいし」


カリル「.....ならそのハンバーグとやらを頼む」


悠「カファさんは、何にします?」


カファ「私はオムライスで、昔食べた料理に見た目が似ているので」


俺は備え付けのベルを押した


ピンポーンと軽快な音と共にすぐに店員さんが来てくれた


店員「ご注文はお決まりですか?」


悠「えっと、オムライスを一つ」


店員「オムライスお一つですね」


悠「ハンバーグ定食を1つ」


店員「ハンバーグ定食お一つですね」


悠「あとトンカツ定食を」


店員「トンカツ定食お一つですね」


悠「以上で」


店員「ご注文を確認しますオムライスがお一つ、ハンバーグ定食がお一つトンカツ定食がお一つですね以上でよろしいですか?」


悠「はい」


店員「それでは少々お待ち下さい」


ふぅ、あまり人と会話するのは好きじゃないんだがな、まぁしょうがないかこのメンツだと俺くらいしか頼めないし。


姉妹のおしゃべりを小耳に挟みながら、俺は携帯をいじっていた。

すると妙に聞き覚えのある声で俺に話しかけてきた。


「おい、悠ちょっとこっち来い」


龍だった。俺が1番今の状況で出会いたくない奴だった。


龍「前に座ってた美少女は一体誰だ?」


物凄く冷ややかな目線を向けられゾッとした。


悠「まぁ色々あってな、というか俺あいつら心配だからそろそろ戻るぞ?何が起きるか分かんねえし」


龍「なら明日学校の時に詳しく聞かせてもらうからな?」


悠「はい....」


明日学校休もうかなとも思ったが、小学校、中学校と皆勤賞を取った俺が休むわけにはいかない。そんな事は許されないのだ!俺の唯一自慢できる話をこんな事で潰すわけには行かない。


俺は取り敢えず席に戻った、相変わらず姉妹仲良くおしゃべりしてるがその内容は全く頭に入ってこなかった。


そうこうしていると注文していたオムライスが届いた。


そういえばオムライスに似た異世界の食べ物があるらしいがどんなものなのだろうか少し気になった。


食事を終え俺達は家に戻ることにした、そして俺は一番気になっていたことを聞いてみた


悠「あの、年齢とかいくつくらいですかね?」


カファ「いくつに見えます?」


悠「うーん 」


カファさんは年齢的に10代後半から20代前半くらいに見えるがカリルさんはいくつか検討もつかない


悠「20くらいですかね?」


カファ「私が19で妹が15ですね」


悠「おれは15でもうすぐ16だからカリルさんより少し年上かな?」


カファ「この世界に15歳でも行ける教育施設とかないですか?」


悠「ありますよ、というか俺が今通ってる高校ってのがあります。」


カファ「ではそこに通わせましょう。悠さんが居るなら安心できますし」


悠「どうやって?」


カファさんは俺に笑いかけた

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