現実逃避
俺は今、尋問をしている。
彼女らはどこから何をしに俺の部屋に来たのかを。
悠「あの外国人の方ですかね?町の名前的に」
カファ「外国人というのが何かは知りませんがこうやって同じ言葉で通じるってことは同じくになんじゃ無いんですかね?」
悠「カファさんとかカリルちゃんみたいな名前の日本人は多分いないと思いますよ?」
カファ「なるほど、ここは日本という名前の国なんですね♪」
情報を引き出すつもりが逆に引き出されているような気がする。
カファは気にしないように続ける
カファ「日本での一般的な名前とか教えていただけませんか?出来れば姉妹で付きそうな名前を」
悠「うーん、姉妹って言ったら茜と葵とかかな?」
カファ「それならカリルは茜、私は葵って名乗りましょう」
悠「その、名前ってそんなに簡単に決めるものなんですか?」
カファ「その方が楽でいいじゃないですか?」
どうやら彼女達に常識で話し合っては行けないみたいだ
悠「あの、1番聞きたかった事なんですが、どうやってここに来たんですか?」
カファ「え?普通に空間捻じ曲げて来ただけですよ?」
悠「......は?」
どうやら物凄く疲れているようだ寝よう、そうしよう。寝て起きたらきっとまたいつもの景色が広がるはずだ...