「氷の至高王(ハイ=キング)」 エピローグ2
次話は3月1日の0時10分になります。
帝都ヴーリシャス
「ライゼルさん! それって?」
門番は食い気味に聞いている。
「これか! ネームドモンスターの『グラクティー』? デュラハンだ。偶然見つけて捕まえたんだ何か問題でもあるか?」
「いやいや、まさかあの軍団の他にもネームドモンスター3体もが討伐されるとはと・・・」
「だな、だが偶然見つけただけだし強くなかったぞ? これが本当にネームドモンスターなのか?」
あんなカスをネームドとは冒険者ギルド自体の質が下がってるのかよ、
「そうですよ、Bランクパーティー5つにAランクパーティーが既に二つにSランクパーティー一つが全滅してますから、オークの群れとデュラハン3体討伐ですし直ぐに南方面に索敵を直ぐにだしますのでこれでこれまで滞っていた東南部方面の物資がこれで入ってきます、民心も落ち着くでしょうしこれで帝都全体も落ち着きを取り戻します、『琥珀の庭』の皆さんのお陰です。帝都に住む皆に変わりお礼を言わせて下さい。
「「「「「ライゼルさんありがとうございます」」」」」
あれ! 結構被害が出てたんだなS級までとは知らんかったわ・・・
ん! カイルは?
強気に出れば速攻で相手を殴るが、素直に感謝等の気持ちや行為を向けられるとゼンはとても弱いゼンの良いトコだが。
今回も利用させてもらうさ、すまんなゼン悪目立ちして目立ってくれ俺は先にギルドで手続きしとくから簡単にな・・・・
仲間といえども、俺が目立つのは嫌なんだよ分かってくれるよな・・・
(ただの我儘であった)
既にカイルは門を通り全身に【隠蔽】で隠れてだが、ゼンには【魅了】を使い人々の目を向けさせていた、門を預かるの騎士隊長等の上級職は気が付いていたが苦笑いを浮かべ軽く頷き通る事を軽く手を上げて門衛を了承した。
何時もの事なので気にもしてなかった、それに稀には酒などを門番に差し入れしているので門番を経験している者達はカイルや『琥珀の庭』の顔見知りの関係者達には好意を向けている。
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
ゼンの方が未だに人々が集まり暫くは動けないのを確認した、俺は『隠蔽』を先ほどよりも強めてそのまま冒険者ギルドに向かう。
少しだけ考えて顔の【認識阻害】以外の魔法は消して歩くことにした、この帝国の民に安心感をもう安全だと認識させる事もこのクエストに付与されているだろうしな。
俺達『琥珀の庭』の名前を多くの民に響き渡るだろうしな、何かあって他の国に移る時には役に立つ筈だ。
と! 思っていたがそれは大きな勘違いで、帝国は皇帝を始め各大臣に騎士団長達が『琥珀の庭』を大事な貴賓として各国の大使や大臣更に上の国王よりも大事に扱っていた『琥珀の庭』は誰よりも大事な存在になっている、冒険者ギルドには『琥珀の庭』に税金を取り分を取るなと圧力をかけていた、しかしその分他の冒険者の優遇処置と運営等に必要な資金もだし冒険者ギルドも納得したのだった。
逃げれない様に考えて優遇していた・・・・
他の其のお陰で帝国からのクエストが増えたのだった、冒険者も帝都ヴーリシャスの冒険者は優遇され他の冒険者ギルドよりも2割ほど高く設定している。
逃げれない様に考えて・・・・
SSSランクをこの帝国から出て行かない様その為に皇帝に各大臣や騎士団は気を使っている、世界に12人しかいない、そして我が帝国には半数が在留しているそのお陰で隣国に対しての対処を今は充実させていたのである。
しかし騎士・兵士にモンスターの討伐が義務化しているのでモンスターへの対処を学ばせる為に我ら『琥珀の庭』のSランクが指導している。
だからこそ『琥珀の庭』の人外Sランクに教育された帝国の強さもそのお陰でもあるのだから。
俺がギルドに着き既にその姿に慣れている受付嬢は驚きもせず、普通に対応するが、既に俺達の話は七割がた話が伝わっていたからだ。
そうじゃなければ如何に受付嬢や他の冒険者も慌てていたはずだ。
「今回は無茶なクエストを受けて頂き有難うございます。てか!それってハイオークエンペラーですよね? 初めて見ましたよ。」
「ん! 冒険者証だ確認してくれ」
冒険者証は依頼の受付時に完了時にそして失敗時に受付で確認する、そしてカードを提出した。
(Sからはカードがオリハルコンになり黒き星の数でランクが決まる)
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冒険者が持ってきた物全てを鑑定の魔道具で冒険者ギルドは必ず確認する決まりだ、それもオークエンペーラーにジェネラルになればダブルチェックをトリプルチェックなるが最後の確認はギルド長か副ギルド長が確認する。
誰が見ても分かるがそれが決まりで有る以上は皆の前で行われた。
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
丁寧にお礼を返してきた、俺はこのやり取りが苦手で好きではない。 俺達は俺は受けたクエストを完遂しただけだしな。
「お疲れ様です、そして有難うございます。因みにカイルさんにゼンさん? 何処に? 供に来ているとの報告がありましたが」
受付嬢は既に俺が何をしたかを知っている、なのであいさつ程度この話は終わりだ。
SSS級冒険者のカイル。俺の名を呼んで受付嬢はいつもどおり、笑顔で基本報酬を出してきたのだが。
「今回の報酬ですが、まさかハイオークエンペラーにジェネラルが17体と18万2千のオークとハイオークの討伐などまさかそれほどの規模とは我がギルドの方も思いもしていなかったです。
情報・連絡ミスが如何に冒険者にとって最悪な言葉であるか重々承知しております、その点に関してもお詫びいたします。そして報酬額を増額いたします真に申し訳ありません。(ギルドの職員は全員で深く頭を下げた)
今一度討伐報酬を見直しますので申し訳ありませんが数日後のイエ、10日後に報酬をお渡し出来る様に皇帝陛下や大臣達にギルド長にも掛け合います、ですが最初から決まっている金額は直ぐにお渡しします。」
次話に続く




