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遭遇! 〇〇人現れる

ムーチャットには不思議な生き物が多数生息。


ペガサスにドラゴン。UMAにニッシー。そして忘れてはいけないのは怪鳥ジャスラ。


そして今ワレワレハある生物の存在に迫ろうとしている。


そうそれこそが…… 未知との遭遇。



囮作戦開始。


奴らをあぶり出すには多少危険だが囮を使うしかない。編集長も自ら進んでその危険な役を買って出た。


何て勇敢なのかしら。感動してしまう。


編集長の善意に甘えて私たちは大きな木の影に隠れて上から見張ることに。



それから一時間。


ただ歩いているだけの男を見ているだけ。つまらない。


何か起こらなければ意味がないじゃない。


ほら早く見つけてもらいなさいよ!


好き勝手言っている間に日が陰っていく。


もう夕暮れかなあ。


今日はもうこれくらいで。また明日。次は場所を変えて再チャレンジ。


ガムを見る。ガムも諦めモード。


「もうこの辺にしましょうか」


真っ暗になってはしょうがない。夜行性の獣が活動する前に戻ることに。


ガムが声を張り上げる。


「へん…… 」


その時だった。



強い光が見えた。


光は編集長の後方から迫ってくる。


「危ない! 」


だが声は届かないのか編集長は後ろの光に気付かない。


「もう何やってるのよ! 」


「ステーテル行きますよ」


ガムには秘策がある。


編集長にはできるだけ長く粘ってもらい合流するまで頑張って耐えてもらうしかない。


「急いで! 置いて行きますよ! 」


もう! ガムったら……


ガムのスピードについていけない。


暗い…… いくら下りでもこう暗くては足元が見えなくて怖い。


光はどんどん迫っていく。狙いは編集長。


彼も振り返り光に気付いた。


さあここからが勝負。


一発勝負。ミスが許されない。



編集長はジグザグに走りだし光に取り込まれないように逃げる。


宇宙人による編集長捕獲作戦は難航する。


そろそろ諦めてくれないかしら。


でも…… それではこっちが困るのよね。


なるべく粘ってこっちの到着を待ってから。


そう都合よく行くはずもないんだけど。


「うわあ! 」


編集長に迫る脅威。


「助けてくれ! うおおお! 」


光が編集長を捉える。


ああもうダメ! 見ていられない。


崖? なぜこんなところに?


最悪なことに行き止まり。もう引き返すしかない。


だが編集長にはその体力が残っていないのかその場に崩れ落ちる。


万事休す?



「ダメ! 編集長! 」


地面と草。土に木。捕獲されまいと必死にしがみつく哀れな男。


最期には落ち葉を掴む。


もう間に合わない。


うわああ!


抵抗虚しく吸い込まれていく。


だが編集長もただでは終わらない。


笛を吹く。


ピッピィ!


異音に驚いたのか速度が落ちた。


しかし無駄な抵抗。最後の悪あがきに過ぎない。


編集長無念。


姿を消してしまった。



「ダメ! お願い! 」


光に届いた時にはもう編集長の姿はどこにもなかった。


遅い! 遅すぎた。


光が再び動き出した。


絶対に逃がす訳にはいかない。



必殺歌唱作戦。


ガムは歌いだした。私も仕方なく合わせる。


ラララ……

光よ……


歌の力を信じてぶつける。


奇跡よ……


お願い! 早く!


願いは届くのか?



ぎゃああ!

ぎゃああ!


翼を広げた化け物の姿が光に浮かぶ。


怪鳥ジャスラ登場。


宇宙人対怪鳥ジャスラ。世紀の対決。


ぎゃああ!


ジャスラ有利?


光は留まる。


急いで光の元へ。


さあジャスラお願い!


歌い続ける。



ぎゃああ!


ジャスラの攻撃を受ける。


巨大な円盤が傾く。


「もっとよ! 頑張って! 」


うぎゃああ!


だがジャスラは動きを止めた。


そしてこちらに向かって突撃してくる。


そうジャスラの役目はあくまで歌わせないことだ。


気付いたか……


ジャスラの攻撃。


「ステーテル危ない! 」


ガムに引っ張られて回避。


ふう危なかった。


ジャスラは目標を失った。



光が差す。そして私たちを取り込もうとする。


「ダメ! 」


私たちまで取り込まれたらお終いよ。しかしどうすることもできない。


未知との遭遇を果たした三人はついに未知の世界へ。



目標を失ったジャスラは去って行った。


光は遠くの空へ。



意識を失う。


                 続く

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