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backup  作者: 黒い映像
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123.幸せ家族計画

ダニーの家は結構なお屋敷だった……!

貴族の持ち家らしく、庭も付いた大きな屋敷だ。

来たのが夜遅かったので、その全容はあまり把握できていないが、それでも豪邸なのは分かる。


(ドラゴン)にぶっ壊されてなくて助かったぜ。今はどこも泊まる場所がないからよぉ」


確かに、ファセット地区にも(ドラゴン)が出現しており、その破壊の痕跡が残されていた箇所があった。

ダニーの家はとても運が良かった方なのだろう。

中に入ってみるとやはり人っ子一人見当たらず、ダニーの言う通り長い間無人の屋敷だったらしい。


「年一で掃除は頼んであったんだが、やっぱり埃っぽいなこりゃ……明日から大掃除せにゃならん」


明日は大忙しの一日になりそうだ。

俺に会わせたい人も居るとのことで、明日のジェーンのお世話はりっちゃんとストラスさんにお任せした。


……ジェーン、泣いて喚いてたなぁ……。

俺も離れるのは辛いけど、俺の成長の為だ。

俺だって強くなりたい。

強くなって、ジルアを守ってあげられるようにならないと……。


「まぁ今日のところはまず酒盛りだ! ほれ飲め飲め! 飲み食いできるようになったんだろ!?」

「あぁ! どうにも俺はいっぱい食べるらしいぞ!」


この身体になって食事をした時、美味しいという感覚を久しぶりに味わったせいで、つい一杯食べ過ぎた。

食べ過ぎたけど、まだ全然お腹に入ってしまう感覚がしていた。


「いいことじゃねえか。若い内はしっかり食えっ! 筋肉が付きやすくなる!」

「おう!」

「そして飲め! 飲んで騒いで、これまでの分を取り戻すんだ!」

「おう!」


ここに来る前に購入した大量の酒やツマミの類をテーブルの上に広げ、ダニーと一緒に楽しむ。

前の身体じゃどうにも好きに食べられなかったから、本当はめいっぱいこういうことをダニーと楽しんでみたかったんだ。


その日は深夜まで二人で飲んで騒いで……最後の酒瓶を開けたところでダニーがそのまま酔い潰れて眠ってしまった。

俺も酔いが回っているが、そこまでじゃない。

どうやら俺は酔いにくい体質らしい。

ダニーに毛布を掛けて、俺も一緒にそこで寝た。


***


「ぐおぉ……飲み過ぎた……」

「おはようダニー。大丈夫か?」

「お前は平気なのか? 俺と同じくらいガバガバ飲んでたのに……」

「全然みたいだ」


朝、ダニーが目を覚ましたら二日酔いに酷く苦しんでいた。

冷たい水を汲んで差しだしてやる。

……なんだか昔もこんなことをよくやってたな。

あの頃はダニーと家族になるなんて思ってもなかったなぁ……。


結局ダニーが復活する頃には昼になっており、外で昼食を取ることになった。

あんな異変が起きた後でも、被害が無かった区画では普段通りの商売が行われていた。

被害があった地区から人が押し寄せているのか、かなりの人で賑わっていたが。

外れにあったベンチに座りながら、何とか購入できたサンドイッチを食べる。


「……ダニー。今更だけど、俺、本当にあそこに住んでいいのか? 今の俺は多分無一文でさ、返せるものが何もないんだ」

「バカヤロウ、そんな気遣いしてんじゃねえ。いいか、俺の息子になろうってんなら、全力で子供らしくしてろ! それが一番の親孝行ってもんだ!」

「──」


そんな言葉を返されて……俺はどういう顔をすればいいのか分からなかった。

昔の事を思い出して、不意に泣きそうになってしまった。


「……ってぇ言っても、子供一人育てた事のないオッサンの戯言だがな。まぁ、カッコ付けさせてくれってこったよ。それに騎士時代の蓄えがたんまり残ってるからな。お前さん一人養うくらいなんてことねぇんだ」

「……ありがとう、ダニー」


俺の頭を撫でてくれた。

ダニーの手は大きくゴツくて、とても温かかった。


「よし、んじゃ行くか! そろそろ時間だしな」


***


ダニーのお屋敷に戻ると、その前に女の人が立っていた。

不安げにキョロキョロと周りを見渡しており、誰かを探している様子だった。

……いや、あれってもしかして。


「おうい、ミーシャちゃん!」

「──! ダニーさん!」


やっぱり、ミーシャさんだった!


「ミーシャさん! 無事だったんですね!」

「えっ? …………え? だ、ダニーさん、この子は……?」


俺の姿を見てミーシャさんが戸惑ってしまった。

いかん……つい今まで通り接してしまったが、今の俺はミーシャさんの知ってる姿じゃなかったんだった。


「あー……まぁそこの辺りを話すために呼んだんだ。詳しくは中で話そうぜ」

「えっ、あっあのっ、ここお貴族様の邸宅が建ち並んでる地区ですよ? どうしてこんなところで?」

「まぁまぁ」


目の前のダニーが当のお貴族様であるなんて、誰も気付かないだろうなぁ……。


***


そしてミーシャさんを中に連れ、一連の事情をダニーが説明した。

ここがダニーの所有する屋敷であり、ダニーが貴族である事を知り、そこでもうミーシャさんは一杯一杯な様子だった。

そして俺の事情を話すと──……、


「──────」


口をあんぐりと開けてミーシャさんが停止していた。

無理もないと思う。


「んなわけで、こいつは正真正銘レイル・グレイヴなんだ。信じられねぇような話だが、本当の事なんだよ」


かなり細部をぼかした説明だったけど、帝国絡みという事実だけであらゆる疑問は大体納得される。

そもそもミーシャさんはあの現場に居たから、帝国の恐ろしさが身に染みて分かっているだろうと思う。


「この子が……レイルさん……なんですか……?」

「えっと、はい……俺がレイルです……」


ガタンと椅子から勢い良く立ち上がり、ミーシャさんが俺の方へと寄ってきた。


「れ、レイルさんの弟や子供ではなく? 本当にレイルさん自身なんですか?」

「はい、俺が本当にレイルなんです……」

「ッ……! あ、あの日っ、私と最後に会った日、どこで何をしたか答えられますか!?」

「えっ、と……最後に会った日……」


城から抜け出して、ジョーガちゃんと王都を散策してた時の事だ。


「破落戸に襲われてたミーシャさんを助けて……その後二人で王都を歩きましたよね。お金を両替して、クレープ食べたり、図書館へ行ったり……あっ、来年は一緒に感謝祭(フェス)へ行こうって約束しましたよね?」

「──! レイルさんです! この子はレイルさん本人に間違いありません!」

「おわっ!?」


ギュウッと抱き締められた。


「い、生きていて本当によかったです……!」

「み、ミーシャさん、落ち着いて……!」


それからワンワンと泣くミーシャさんに抱き着かれたままで、しばらく身動きが取れなかった……。

ダニーはにやにや笑いながら見てくるだけで助けてくれないし……。


やっと落ち着いた後で事情を聞くと、どうやら俺が偽装工作で死んだ事になっていたのをミーシャさんが知り、茫然自失としていたらしい。

それをダニーが見つけ、あまりにもミーシャさんが落ち込んでいたので、ダニーは特別に俺が生きている事を明かしたそうだ。

そして今日やっと、ダニーの息子という身分が出来た事で外出が可能になり、ミーシャさんと引き合わされたということだった。


「……あのレイルさんが……中身はこんな子供だったんですね……?」

「ああ。俺も知った時は大笑いしたぜ。ミーシャちゃんにはちっとばかし酷な事実かもしれないけどなぁ」

「も、もう、ダニーさん!」

「?」


一体何のことか分からないけど……ミーシャさんは抱きしめたまま離してくれなかった。

……ジェーンとは違ういい匂いがして、落ち着かない……。


「ダニーさんの息子さん……ということになるんですね、レイルさんは。色々と飲み込むのに時間が掛かりましたけど、とっても素敵な事だと思います」

「ミーシャさん……! うん、俺もすごく嬉しいんだ!」


ミーシャさんがニッコリと微笑んでくれた。彼女に喜んでもらえると俺も嬉しい。

最近、ずっと夢でも見ているのかもしれないと思うくらいには、良いことばっかりだ。


「でも、もう冒険者には戻られない……んですよね? お貴族様のご子息になったということは、何か別の道を歩まれるのですか?」

「ああ、それは……えっと」


ダニーの方を伺うと、コクリと頷いてくれた。


昨日の夜、話の題目として挙がったのは俺の身分の話だけではなかった。

むしろその後の話こそが本題であり、俺の今後に関わる話だった。


「実は──」


***


「ほ……本当なんですかそれ……!?」

「うん。本当……なんだよな?」

「ああ。夢でも何でもねえよ」


今でもあんまり現実味のない話だけど、ダニーもそう言ってくれるのだから間違いない。


──俺は、ジェーンを守るための剣になる。


「そ、それってすごく名誉な事ですよね……!? で、でも今のレイルさんはこんなに小さくて可愛い男の子なのに、そんなの務まるんですか!?」

「あー……まぁそこはな、おいおい鍛えていくさ。それに、将来的にはあんなデカブツに成長するって分かってんだから問題ないだろ?」

「た、確かに……そうですね。あれだけ強いレイルさんが将来的に出来上がるんですから、先物買いみたいなものかもしれませんし……先物買いっていい言葉ですね?」


ミーシャさんがジッと俺を見つめてきた。

何だろう、怖い……。


「でも、これでもう中々会えなくなっちゃいますね……それは少し悲しいですけど……」

「あー、そうだよな……。そこは本当に申し訳ないんだが……」


確かにそうだった。

ミーシャさんはギルドの受付嬢だし、俺が冒険者を辞めるとなると、必然的に会う機会が減ってしまうことになる。


「まぁなんだ。ミーシャちゃんもここへ気軽に来てもらっても構わんしな。いつでもレイルに会いに来てやってくれ」

「えぇっ、そんな、悪いですよ……! ここの地区に入るだけでも緊張するのに……!」

「んなこと気にすんじゃねぇよ。レイルもミーシャちゃんに会えると喜ぶだろ?」

「うん。ミーシャさんに会えるなら、嬉しいよ」

「れ、レイルさん……!」


ひし、と抱きしめる強さが増した。

なんか、ミーシャさん押しが強くなったというか、前より距離感がだいぶ近い……。

前の俺の容姿が威圧的すぎただけかもしれないけど。


「あの、やっぱり時々ここに来させて頂いてもよろしいですか?」

「おうおう、好きな時に遊びに来な」


よかった、ミーシャさんとの親交も続くみたいだ。


***


「話が纏まったところでどうだ、ミーシャちゃんも今晩のメシ一緒に食わねぇか?」


早いものでもう西日が差し始めていた。

さっきお昼を食べたばっかりなのに、もうお腹が空いていた。

ミーシャさんも「お邪魔でないのでしたら是非」と快く了承してくれて、夕食の食材を買い出しに出かけることになった。

ダニーは早々に酒を購入していち早く家へと帰り、俺はミーシャさんと二人きりで買い物をしている。

なぜか手を繋がれてしまって、子供のように扱われている……。

背は低くなってるけど、一応俺は15才でもう大人なんだが……。


「状況が状況ですから、出来合いのものを皆さん優先して買われて、あんまり残ってませんねぇ。……折角ですから台所をお借りして作ることにしましょうか」

「ミーシャさん料理出来るの?」

「家庭料理程度ですよ。それに、皆さんのお口に合うかどうかが不安ですけどね」

「食べたい! 食べたい!」


俺の直感が、絶対ミーシャさんは料理が上手いと告げている。


「んッ……!」

「?」


ミーシャさんが胸を押さえて立ち止まって苦しそうな顔をしてしまった。


「み、ミーシャさん大丈夫!? どこか苦しいの!?」

「あっいえ、ちょっと母性が刺激されただけですので気にしないでください……!」

「???」

「本当にお気になさらず。あっ、何か食べたいものはありますか? 作れるものであれば作りますよ!」

「うーん……やっぱり肉かな。あっ、ハンバーグ! ハンバーグ作れますかミーシャさん?」

「んッ……! つ、作れますよ。任せてください、腕によりをかけて美味しく仕上げて見せますから!」


時折ミーシャさんの様子がおかしくなってしまい不安になってしまったが、無事に食材を買って帰宅することが出来た。


***


家に戻るとりっちゃんが来ていてダニーと話していた。


「やっほーですレイルさん」

「りっちゃん、来てたのか」

「私もクオデリス家の一員ですからね。偽装家族ですが」


りっちゃんも、オジサンの娘という事を周囲に隠すために、クオデリスの家名を使っていると聞いた。

……あれ? そういえばりっちゃんとの関係はどうなるんだ?


「私が腹違いの姉ということになるみたいですよ。レイルさんは弟です。姉の言う事には従ってくださいね」


どうも知らぬ間にりっちゃんの弟になったらしかった。

フクザツな関係だ。


「そちらはミーシャさんですね。あの晩お会いしたっきりですがご無事なようでなによりです」

「あっ、えと、りっちゃんさんですよね? どうもご丁寧に……」

「アルル・クオデリスと申します。誤解が多発しますのでどうぞアルルと呼んでくださいね」

「あっ、はい! えと、アルルさんよろしくお願いします」


りっちゃんは物怖じしないなぁ……(かみ)様なんだから当たり前なのか。


「ダニーさんのご厚意で私もご相伴に与ることになりました。その買い物袋から見えてるものからして手作りな感じですか?」

「あっ、そうなんです。出来合いのものが殆ど売り切れていたので、作ろうかと思いまして」

「おっ! ミーシャちゃんの手作りかぁ! こりゃあ楽しみだな!」

「そんなに大したものは出来ないですが……」

「絶対美味しいと思う。俺の直感は当たるんだ」

「も、もう、ハードルを上げられると困っちゃいますよ……!」

「私の目から見ても相当レベルが高そうです。早速手伝いましょう。ダニーさんお台所はどっちですか?」

「おお、こっちだこっち」


何だか一気に賑やかになったなぁ。


「やっぱし女の子が居ると場が華やぐな……。なぁレイル」

「うん、そうだな……」


昨日なんか酒とツマミだけだったし。


***


出来上がった料理はやはり絶品で美味しかった。

王城で出てきた料理もあれはあれでとても高級で美味しいものだと分かってはいるが、ミーシャさんのはまた別格だ。

多分比べるようなものじゃないんだろうな。


「レイルさん、お味の方はいかがですか?」

「凄くおいしい!」

「ふふ、それは良かったです」

「ミーシャさんは良い奥さんになれますよ。私もお父さんのためにお料理覚えましょうかね……」

「アルルちゃん、私でよければいつでも教えて差し上げますよ」

「本当です?」

「はい。勿論です」


りっちゃんとミーシャさんがあっという間に仲良くなってる。良い事だ。

そしてダニーはなぜかご飯を食べながら泣いていた。


「泣くほどおいしかったの?」

「違う。……いや、違わんか、確かにうめぇ。涙が出るほどうめぇよ。ミーシャちゃんありがとうな」

「えっ、いえっそんな大したものではっ……!」

「それと、何というかこの場全体の雰囲気っていうかな……家族ってのはこういうのを言うのかって思ったらジンと来てな」

「ダニー……」

「ダニーさん……」


ホロリと涙を流すダニーを見ていたら、なんだか自分も嬉しくて泣けてきた。


「……スマン、湿っぽくしちまったな! こういう場は明るくしてナンボだからな! 今日はパーッと行こうぜ!」

「そうですね。せっかくレイルさんとダニーさんが家族になった祝いの場ですし、明るい方がいいでしょう」

「そうと決まったらもう一回乾杯だ! ほらレイル!」

「おう!」


四人でもう一度杯をぶつけ合うと、それからはいつもの饒舌なダニーに戻った。

俺の冒険者だった時の失敗談を面白おかしく話したりと、楽しい時間が過ぎていった。


***


「それにしても、随分と埃っぽいですよこのお屋敷。ちゃんと掃除を頼んでなかったんです?」

「今まで全然使わなかったし、掃除もケチって年一だったからなぁ。こんだけ広いし、人を雇わないとダメだろうなぁ」

「──! あ、あの、あのっ! ダニーさん! わ、私がお屋敷のお手伝いをいたしましょうか!?」

「へっ?」

「いやっ、そのっ、私、お役に立てると思うのです! 私、家事全般得意ですのでっ!」


なんと、ミーシャさんがダニーの家のお手伝いさんに立候補した。


「あの、ギルドの受付嬢としてのお仕事中は無理ですけど、それ以外の時間で、休日とかはこちらに来れると思うのでっ!」

「お、おー……いや、確かにミーシャちゃんが良いなら、俺たちの方からお願いしたいくらいだよなぁ? レイル」

「うん。すっごく嬉しい」

「んッ……! わ、私頑張りますので、どうかお雇いくださると嬉しいです……!」

「おうおう、こりゃあ頼りになる人材をゲットしちまったなぁ。よろしく頼むよ、ミーシャちゃん」

「はい! 精一杯働かせていただきますね!」

「おっ、そうだ! 確かミーシャちゃん、ギルドの職員寮に住むことになったんだよな?」

「あ、はい。その予定だったんですが、先の事変でギルドと寮がもろとも壊れちゃいましたから、今は先輩のお家にお世話になってるんです」

「やっぱしな。──ミーシャちゃん、うちには見ての通り部屋が沢山余ってる。住み込みで働くってのはどうだ?」

「!?!?!?」


ガタタン! とミーシャさんが激しく椅子を鳴らして立ち上がった。


「そっ! それは、私がダニーさんのお家で、住んで、働くということですか……!?」

「お、おお……! そ、そういうことだ! 無理にとは言わねぇが──」

「住みます! 住ませてください!! お願いします!」


なんだかすごいことになってきたぞ……!

ミーシャさんもここに一緒に住むことになるのか。


「れ、レイルさんも私が一緒に住んで構いませんか……?」

「もちろん!」


俺に断る理由なんてない。

むしろ大歓迎だ。


「よっしゃ! 決まりだ! じゃあこれからよろしくなぁ、皆!」

「おう!」

「はい!」


すごいなぁ、本当に幸せな夢を見ているみたいだ。

頬を抓っても覚めない。

俺は今、最高に幸せだ。




*** *** ***




「や、ヤバいですよジルア……! とんでもないことになってますよジルア……!」

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