macOSのアップは毎回苦労する
Mac関連の仕事があってもいいようにと、操作になれるためにメジャーアップごとにディスクを切り替えようと、ちょっと特殊なつくりをしている。
ここで困るのが毎回クリーンインストール方法が微妙に異なる点だ。
High Sieraまでは旧OSから新しいHDDにインストールするだけでよかったが、MojaveからはAPFSに変わって単純にいかなくなった。
起動ディスクの切り替えはできるものの、失敗するとどれも起動できなくなってしまう。
そこでインストールメディアのHDDをブートセレクタ代わりに使うことで複数のOSを安全に切り替えることにした。起動できなくなっても、インストールメディアを作り直せば済む。
MojaveやCatarinaでは再起動時にコマンド入力は必要だが直接クリーンインストールできた。
Big Surではインストーラーを新OSで作り直してすんなり直接クリーンインストールできた。
Montereyではインストーラから入れようとすると再起動で失敗する。従来のコマンドも使えない。そこで昔のやり方。Big Surから別HDDにMontereyを入れる。インストールメディアをMonterey用に交換して起動。インストールメディアが起動ディスクになっているので、メニューで起動ディスクをMontereyに切り替える。
これでやっとMontereyも動くようになった。
とにかく、起動に失敗するとどこにboot.efiがいるのか解らなくなるから困る。しかし、ブートメディアを使えばシステムを探してくれる。起動しなくなったらインストールメディアを作り直せば、以前のブート情報は消えてくれる。
Windowsの勝手にファイルシステムを更新するのにも困ったものだが、Macの毎回変わるインストーラー仕様にも困ったものだ。
Montereyのインストールメディアは起動後が不安定だ。Big Surの初版はとても安定している。なので、こちらを使って切り替えることにした。