第二話アークレイ山地へ
エンリコ
「ではこれからアークレイ山地に向かう。任務は主にアークレイ山地周辺とその近くの住宅での情報収集だ。いいな」
リチャード
「いったい何者の仕業なんでしょうかね?人を食べる何て。」
リチャードは一言呟いた。
ケネス
「こういった場合普通は、熊の可能性が高いがな…」リ
「しかしこれだけ立て続けに襲われてるんだぜ?」
エドワード
「じゃあ野犬かもしれないな。これだけの被害となると相当の数かもしれん」フォレスト「となると俺の曖銃のライフルは用なしかもな」 エド「じゃあ俺はドックフードで手なずけてやるよ」
等と雑談にふけっていた。
これから起こる惨劇を誰が予想できただろか…。
アークレイ山地の途中いきなり
『ボボーン』
と、急にヘリコプターに震動と爆発音が走った。
エン
「どうした?」パイロット
「エンジントラブルです。おかしいそんなはずはないのに」
エド
「とりあえず緊急着陸させる。みんなしっかりベルトをしめろ」
どこか着陸できる場所は…エドワードは必死に周りを見渡した。
レベッカ
「見て。あそこに草原があるわ」レベッカが叫んだ。そしてなんとか広い 草原に緊急着陸をすることができた。
エンリコ
「みんな無事だな」
フォレスト
「何とか。俺たちまで野犬の餌になるとこだったな」
リチャード
「なーに安心しなって。まず一番最初はレベッカだろうな。フォレストは一番最後だよ」
隊員たちにはまだ冗談の言える余裕があった。
エンリコ
「よーしみんなよくきけ。通信機器にも異常があり通信も困難な状態だ。しばらくすればアルファチームもここに来るはずだ。そしたらアルファチームと共同捜索に入る。だからその間、予定通りこのまま森の捜索に入る。いいな?」
一同
「はい」
そしてパイロットには、アルファチームが来た時のため、ヘリに残ってもらいブラブォーチームはあたりの捜索にあたった…。